カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2020年1月 7日 (火)

黄昏のカーニバル

著者:清水義範

 本作は1990年前後に、今は途絶されてしまった『SFアドベンチャー』誌に掲載された清水義範の短編小説をまとめた文庫本である。その中味は次の7篇のSF作品で構成されている。

1.外人のハロランさん・・・子供の頃に出会った外人はどこから来たの?
2.黄昏のカーニバル・・・某国が発射した核による世界終末の空しい話
3.唯我独存・・・世界の全ては僕が創成したもの
4.嘉七郎の交信・・・宇宙人とコンタクトする爺さんの話
5.デストラーデとデステファーノ・・・時間が逆流する世界
6.21人いる・・・未来の自分が20人登場する話
7.消去すべき・・・全てを消去する自分とは何者

 いずれも懐かしき良き時代の読み易い短編SF小説で嬉しくて堪らない。また現役でこのようなアイデア重視で、わくわくするノスタルジックSFが書ける人は、本作著者の清水義範氏や梶尾真治氏ぐらいだろうか。

 さてこの中で一番興味深く読んだのは、「この世の全ては自分自身の想像力で創成されている」という唯我論をテーマとした『唯我独存』である。まあ唯我論について解説すると長くなるので後日に譲るとして、タイムトラベルファンとしては、プロ野球と時間逆転の『デストラーデとデステファーノ』と、押し入れから出てきた20人の未来の自分の謎を探る『21人いる』も、見逃せない短編であることは間違いないだろう。

評:蔵研人

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2019年11月 7日 (木)

だからタイムマシンには乗りたくなかった。

著者:時羽 紘

 実に長ったらしいタイトルなのだが、なにげにタイムトラベルファンの気を引くタイトルでもある。主な登場人物はたった4人の学園ラブファンタジー、映画ならさしづめB級作品と言う趣だろうか。
 主人公の九條楓は高校一年生で、心優しく自分の言いたいことをはっきり主張できない女の子。大好きな1年先輩の伊波潤と付き合っている。そんなある日、雨宮奏という未来からやって来たという不思議な男の子と遭遇。彼のタイムマシンで10年後の世界に跳ぶと、見知らぬ美人女性と伊波潤が結婚式を挙げているところだった。

 そして再び現代に戻ると、なんと伊波潤と同クラスに10年後に彼の花嫁になる野村みな子がいるではないか。そして彼女は伊波潤に告って断られたにも拘らず、しつこく潤に付きまとっているのだった。
 そしてことあるごとに、楓と潤の邪魔をしてくるのだ。そうこうしているうちに楓と潤の二人に誤解が生じて、ぎくしゃくした関係に陥ってしまうのである。結局タイムマシンで覗いた未来通り、潤は楓と別れてみな子と結婚してしまうのだろうか・・・。

 登場人物も少なく物語の幅も狭く、ただただ潤を慕う楓の想いと二人のすれ違い、そしてみな子の意地悪に終始するだけのお話なのだが、年甲斐もなくドキドキして楽しく読ませてもらった。また謎の少年・雨宮奏の正体については、途中で何となく想像できるようになるのだが、なぜ彼がああすることになったのかはちょっと無理があるかも・・・。いずれにせよ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の逆転バージョンといった味がしたことは否めないね。

評:蔵研人

 

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2019年9月30日 (月)

真っ白な図面とタイムマシン

著者:笠原哲平

 原案はシンガーソングライターユニットの『Goose house』のアルバムである。また著者の笠原哲平は劇団TEAM-ODACの専属脚本・演出家であり、本作は青山円形劇場にて公演されている。どちらかというと小説というより脚本のような本である。

 引きこもり高校生が、事故で死んだ兄に会うためタイムマシンを創って過去に跳ぼうと決心するお話である。そこに兄の恋人、カフェの女主人、商店会理事長の娘、工場勤務のおじさんなどが協力者として関与し、なんとなく群像劇ぽいのだが、あまり深く追求せず、あっさりかつ淡々と話は展開してゆく。

 文字が大きく文章も平易で237頁程度の中編なので、あっという間に読破してしまったのだが、とうとうタイムマシンは完成せずに終了してしまった。過去へのタイムトラベルを期待していたためか、なんだか裏切られたようで拍子抜けしてしまうのだ。
 ただよく考えてみれば、これはあくまでも舞台劇用の脚本であって純粋な小説ではない。まあそう考えれば、そこそこ面白かった訳だし、腹も立たないであろう。

評:蔵研人

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2019年9月16日 (月)

イマジン

著者:清水 義範

 この著者の作品はとても読み易くて面白いので、すぐに読むつもりだった。ところがいつもの薄い短編集ではなく、なんと667頁に及ぶ分厚い文庫本だったため、恐れをなして本棚の隅っこで眠ってしまったのである。だが本棚でこの本を見つけるたびに気になり、満を持してこの長編小説を読んでみたところ、超・遅読者の私でもあっという間に読破してしまったのだ。
 もちろんタイトルの『イマジン』は、あのジョン・レノンの名曲を意味しているのだが、直訳した「想像する」という意味も兼ねているようである。ある意味「若き日の父への想像や未来の自分自身への想像」、ということであろうか・・・。

 父親と大喧嘩をして一人暮らしをしはじめた19歳の翔悟は、どうした訳か何と23年前にタイムスリップしてしまうのである。だがその世界では使える金も知り合いもない。頼れるのはただ一人、若き日の父・大輔しかいないことに気づき、仕方なく父が暮らしていたというアパートを探し当てるのだった。
 そして翔悟は偶然、酔いつぶれて路上で倒れている若き日の父・大輔に遭遇し、彼を助けることになるのである。若き日の父はちょっぴり頼りないが、とても好人物で真面目な男だった。そして二人は互いに何か引き寄せられる絆を感じ合ってしまう。だからすぐに二人は親友になり、しかも息子の翔悟が、未来では厳しい父が出世する礎を創ってあげることになるのだ。
 さらに仕事の話が一段落したあと、まだ暗殺されていないジョン・レノンを救出するために、二人でニューヨークに向かうのである。そんな急展開・荒唐無稽・とんでもハップンな展開に、清水節が冴えわたることになる。

 さてタイムスリップして「若き日の父親に遭遇」というパターンは、浅田次郎の『地下鉄に乗って』、本多孝好の『イエスタデイズ』、重松清の『流星ワゴン』さらに映画においても『オーロラの彼方へ』、『青天の霹靂』など、実によくある話なのだが、きっと誰でも感情移入してしまう特効薬なのかもしれない。
 本作ではことに、過去から現在に戻ってからの「再遭遇」が実に感動的であった。父親と息子の関係とは、照れ臭さと反発さえ除外してしまえば、それほど素晴らしい絆で結ばれているのだろうか。中学生のときに父親が他界してしまった私にとって、親父と一緒に酒を酌み交わすことは、あの世で実現させることしか出来ないのが悲しいね・・・。

 さてそれにしても本作は、かなりの引用やオマージュが鏤められているものの、矛盾が生じないよう細かい部分に神経を配りながら、分かり易くて読後感のすっきりした作品に仕上がっているではないか。ただ唯一気に入らないのが、ダコタ・ハウスで突然出現するアーノルドの存在だ。この男の任務の設定が実に安易で古臭く、手垢が付き過ぎているからである。
 いずれにせよ歴史には拘らず、パラレルワールド含みのどんでん返しで締めくくっても良かったのだ。また歴史通りの進行を選んでも、あともうひと捻りの工夫が欲しかった、と感じたのは決して私だけではないだろう。だがその部分に目をつぶってしまえるほど面白い、「時を超えた父子の絆」を描いた感涙長編ファンタジー小説なのである。

評:蔵研人

 

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2019年6月 2日 (日)

タイムトラベル 本と映画とマンガ を立ち上げました

 タイムマシン、タイムトラベル、タイムスリップ、時間ループ、パラレルワールド、その他時間に関係する本、映画、マンガ作品を紹介するブログを新規立ち上げました。本ブログの姉妹ブログです。どうぞ一度、覗いてみてください。↓下記URLをクリックしてね(^_-)-☆
    ​​http://ryuugorinji.livedoor.blog/​​

作:蔵研人

 

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2019年2月 3日 (日)

天のろくろ

著者:アーシュラ・K・ル=グウィン

 ジョージ・オアという神経症患者が夢を見ると、現実世界はその夢を微妙にアレンジして大きく改変されてしまう。だがその事実に気が付いているのは、オアと精神科医のヘイバー博士だけであった。
 ヘイバー博士は、脳に刺激を与えて強制的に夢を見させる『増幅機』を駆使して精神治療を続けた。そのためかオアの夢はパワーアップしてしまい、世界はいつの間にか、70億人が消滅したり異星人が到来したりする状況に陥ってしまうのである。

 まともなストーリーなら、夢落ちはタブーなのだが、本作は夢・夢・夢で構成されており、夢落ちだって何でもありだろう。但し結末は単純な夢落ちという訳でもなかった。もしかするとこの世界は、自分自身が創り出した妄想のようなもので構成されているのかもしれない。果たしてそんな哲学的発想が根底にあるのだろうか。

 本書はSFなのか宗教小説なのか、いま一つはっきりしない趣であるが、とにもかくにも読み難いこと甚だしい。これは内容そのものが分かり難いのか、翻訳が下手なのか、その両方なのだろうか。テーマ的には、人口過剰の排除、全惑星の生態学的バランス回復、癌の克服、核と戦争の廃絶、人種差別・貧困・経済的不平等の解消など、非常に興味深いのだが、ほとんどが言葉の羅列だけに終始しているだけなのが残念である。
 また前半は登場人物がたった三人だけだし、最後まで読んでもちょと出の人や異星人を含めてもせいぜい6~7人くらいしか登場しないのだ。さらに状況説明がくどくどと長過ぎてテンポが悪くすぐ眠くなってしまう。この作品や著者の信奉者には申し訳ないけれど、寝苦しい夜には睡眠薬代わりになって、だいぶ役に立ったけどね・・・。(苦笑)

 本作は1969年に発表され、原題は『The Lathe of Heaven』、1972年にローカス賞長編部門賞を受賞していると言う。また2002年にはカナダ・米国の共同制作で映画化も実現している。
 日本では1979年にサンリオSF文庫から出版されているが、いつの間にか絶版となり手に入り難い作品になっていた。だが2006年に復刊ドットコムにより、再び日の目を見ることが出来たという訳である。
 それほど期待されて復刊した本書であるが、前述した通りかなり読み辛く、登場人物が少なく、ストーリー展開が後付けされているだけなので物足りないのだ。もしかすると映像でフォローできる映画のほうが面白いのかもしれない。是非DVDを探して鑑賞してみたいものである。

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2018年4月27日 (金)

杏奈は春待岬に

著者:梶尾真治

 タイムトラベルロマンスの第一人者である著者が、満を持して放った久々の『リリカル・ファンタジー・ロマンス小説』である。なんと本作を書き下ろしたのは、著者が70歳を目前とした2016年だ。それにしてもよくこの年齢で、こんな純情な恋愛物語を紡ぐことが出来るものだと感心してしまった。きっと著者はいつまでも若く、澄んだ心の持ち主なのであろう。

 春休みのことである。ぼくは祖父母が暮らす天草西の海沿いにある小さな町を訪れた。その町の外れにある『春待岬』には、町の人々との交流を拒絶するかのように、ひっそりと洋館が佇んでいた。
 だがその洋館には、大きな瞳に長く黒い睫毛をたたえた美しく優雅な、まるで妖精のような少女が住んでいたのである。
 ぼくは息を飲み、あっという間に彼女の瞳に吸い込まれそうになった。これがぼくの初恋、いや永遠の恋の始まりだったのである。
 だがその少女と逢えるのは、桜の咲いている間だけであり、さらに彼女はほとんど年を取らなかった。ぼくは時の檻に閉じ込められている彼女を、なんとしても救い出そうと必死に努力したのだが…。

 こんな感じでストーリーは進んで行き、一体これからどうなるのかと、するすると頁をめくり続けあっという間に読了してしまった。だが少女は年を取らないのに、ぼくだけがどんどん老けて行くのである。なんとも淋しくて切なくて、とうにもやり切れない。終盤のどんでん返しは用意されてはいるものの、やはり哀しい気分は晴れなかった。

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2018年3月26日 (月)

日本SF名作集成1 タイムスリップの不思議

 2005年にリブリオ出版から発行された『日本SF・名作集成 全10巻 大きな活字で読みやすい本シリーズ』の第一巻である。このシリーズは活字が大きくて年配者にはとても読み易くて嬉しいのだが、残念ながらリブリオ出版が2015年に倒産してしまいこのシリーズ本も絶版になってしまった。
 私は地元の図書館で偶然本書を見つけて早速借りたのだが、選択された4作もなかなかの佳作揃いだし、とにかく文字が大きくて読み易く、遅読の私でも僅か3日で読了してしまったのである。

 その内容と寸評は次の通りである。
1)時間鉄道の夜(著者:大場 惑)
 10年に一度だけ列車が走るという、伝説の時間鉄道の謎に挑むモラトリアムな青年たちのお話。

2)竜の侍(著者:山田正紀)
 江戸末期、奥州の小藩での淡い恋物語。SFとは全く関係ないのだが、乙女心と時間の流れを巧みに描いた傑作と言える。

3)時の果の色彩(著者:梶尾真治)
 リリカル・タイムトラベル小説のご本家カジシンが描くほろ苦く切ない物語と、ユニークな時間理論が融合したラブファンタジー。

4)フライデイ(著者:谷 甲州)
 船内で冷凍睡眠を繰り返しながらも、帰還までに数十年を要する宇宙探査に志願した私が遭遇した謎の生命体との出来事。

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2017年12月14日 (木)

クロノスの少女たち

著者:梶尾真治

 とても可愛いカバーイラストを見ればすぐに判るが、本作は中学生向きのライトノベルである。ちょっぴり教育的な部分もあるが、大人が読んでもワクワクしながら楽しめるので、どうぞご心配なくお読みください。
 本書の原典は週刊『朝日中学生ウイークリー』で連載された「彩芽(わたし)を救え!」と「水紀がジャンプ」の二作品である。それに加筆・修正して一冊にまとめたのが本書と言うことになる。

 どちらも梶尾ワールドの神髄である時間テーマものであるが、それぞれ「意識のタイムリープ」と「タイムマシンを使ったタイムトラベル」ものに分類すればよいだろう。
 「彩芽を救え!」は、交通事故で死にかけた少女の意識が、時空を超えて次々に身近な人々に乗り移りながら、なんとか自分自身を事故から救い出そうとするお話である。また「水紀がジャンプ」のほうは、変わり者の伯父さんが発明したタイムマシンに乗って、アラビアンナイトの世界と恐竜の世界を冒険する少女のお話である。

 どちらの作品も、時空の旅がテーマになっているのだが、次は一体どうなるのかと、気になりながらあっという間に読破してしまう構成も似ているではないか。また二作まとめて新書版で約220ページという手ごろな長さなので、速読の得意な人なら2、3日もあれば簡単に読了してしまうに違いない。とにかくライトノベルの名の通り、軽くて楽しい小説である。
 

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2017年11月19日 (日)

タイム・リープ あしたはきのう

著者:高畑京一郎

 著者の高畑京一郎は、1993年の『クリス・クロス 混沌の魔王』で第1回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を受賞してデビューしたのだが、本作を含めていまだに4作しか書いていないという超・遅筆作家である。本作はそんな数少ない著作の中でも代表的な作品であり、1997年には大林宣彦監督の監修で実写映画化もされている。

 さて本作はタイムトラベル系の小説だが、タイムマシンを使って時空を超えると言う方法ではなく、女子高生の危機意識による時間移動という手法を用いて時空を越えてゆく。但し同じ時間軸を二度以上経験することはなく、ランダムに時間を渡り歩くという展開なのである。
 そしてなぜそうした現象が生じてしまったのかという謎解きに、ヒロインを狙い続ける犯人の存在が絡んでくる。だからどうなる・どうなると夢中になって、一気にむさぼり読んでしまうのである。
 ことに緻密な時間論理構成による時間パズル的な手法は、発表当時には驚くほど新鮮であった。さらにSF・ミステリー・学園・恋愛を絡めたうえにテンポも良く、まさに上質の名作小説に仕上がっていると確信する。
 
 さて『タイム・トラベル』、『タイム・スリップ』、『タイム・リープ』など、時間移動方法には似たような言葉があるのだが、一体これらはどう違うのだろうか。余り自信はないのだが、次のように括ってみたのだがいかがかな・・・。
タイム・トラベルとは、タイムマシンなどを使って時空移動するオーソドックスな方法
タイム・スリップとは、地震などの突発的な災害や事故により時空移動する方法
タイム・リープとは、自分自身の能力や意識により時空移動する方法
 こんなところであろうか。

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