カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2020年9月30日 (水)

ラヴソング

★★★★
製作:1996年 香港 上映時間:118分 監督:ピーター・チャン

 香港の主権が英国から中国へ返還されたのは、1997年7月1日である。従ってこの映画は返還直前に創られた映画と言うことになる。私自身が出張で香港を訪れた時は、既に返還後数年が経過していたが、この映画の冒頭で主人公が載っていた電車に乗って、深センから香港へ移動したものである。

 天津から電車で香港に出稼ぎにきたシウクワンの夢は、金を貯めて故郷に残してきた恋人・シャオティンを呼び寄せて結婚することだった。ある日マクドナルドでバイトをしているレイキウと知り合い、口は悪いがざっくばらんで明るい彼女と友人となる。
 香港人を気取るレイキウだったが、実は彼女は広州人でシウクワンと同じ電車で香港に来たのだった。彼女の夢は、故郷の母親に大きな家を建ててやることだった。

 友人関係を続けてきたシウクワンとレイキウだったが、テレサ・テンという共通の絆を見いだした二人は、ある晩はじめて夜を共にしてしまうのである。翌日、レイキウはさばさばしているのだが、シウクワンはその日を境にして、故郷に居る恋人とレイキウの狭間の中で心が揺れ始めるのだった。それにしても、いやに艶めかしいキス・シーンが印象的である。

 ラブストーリーなのだが、かなり中味が濃い。返還前の香港の状況や、北京語も通じない当時の中国の貧弱さがひしひしと伝わってくる。本作は香港アカデミー作品賞を受賞しているが、レイキウ役で主演女優賞を獲得したマギー・チャンの抜群の演技力も見逃せない。

 優しさゆえの風見鶏でありながらも、直球一直線なシウクワン。そして二転三転するレイキウの女心。なかなか見応えのある脚本構成である。ただ元カノのシャオティンには何の罪もないし、あれでは彼女が余りにも気の毒ではないか・・・。

 さて香港ロケで製作された名作映画『慕情』と、主演のウィリアム・ホールデンは、香港人の憧れだったのであろうか。また本作の中で何度か流れてくるテレサ・テンの歌も、実にしっとりと心の中に沁み込んでくる。そしてまさに彼女の歌こそが、二人を結び付ける愛の詩だったのであろうか。

評:蔵研人

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2020年9月28日 (月)

グッバイ、ケイティ

★★★☆
製作:2016年 フランス・米国 上映時間:88分 監督:ウェイン・ロバーツ

 17歳のケイティは、アリゾナ州の貸屋で母親と二人暮らしをしている。彼女の夢は、貧困から逃げ出し、サンフランシスコで美容師の学校へ行くことだった。
 その費用を貯めるため、また働かない母親に代わって家賃を支払うために、レストランでウエイトレスをしながら、店に来る客を相手に売春をしていたのである。

 男遊びにうつつを抜かしている母親の影響か、ケイティは売春にもさほど罪悪感を抱いていなかった。だが前科持ちの修理工ブルーノと恋に落ちてからは、売春から足を抜こうとする。だがそれを祝福してくれる客もいたが、許さない客もいた…。
 
 本作は日本では劇場未公開作品になっている。それをデマンドのU-NEXTが買い上げてオリジナル作品としたようである。確かに評価はそこそこ良いし、惹きこまれる作品なのだが、余りにも負の連鎖が重なり過ぎる。
 また周囲の人々の身勝手な行動に散々振り回されても、相手を責めずにじっと辛抱している。そんなしっかり者で心優しい主人公が、気の毒過ぎて観るほうも辛くて堪らないし、イライラが膨張し続けてしまうのだ。

 それでもラストには、せめてささやかな幸せぐらいは訪れるだろうと考えていたのだが、その淡い期待も空しく裏切られてしまった。かなり後味が良くないのだ。
 これではたいした興行成績を上げられないだろう。だからこそ劇場未公開作品としてお蔵入りしていたのかもしれない。

評:蔵研人

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2020年9月26日 (土)

さくらんぼ 母ときた道

★★★★
製作:2007年 中国・日本 上映時間:107分 監督:チャン・ジャーペイ

 日中合作と言っても、音楽担当が安田芙充央であること以外は、舞台もキャストも監督も全て中国仕様だ。とにかく泣ける、久し振りに涙腺が破壊されてしまったようである。

 中国の片田舎の話である。足の悪い葛望は、知的障害を抱えている桜桃を妻にするが、なかなか子どもができない。子供が欲しい桜桃は、村に捨てられていた赤子を拾うのだが、葛望は桜桃が昼寝している間に、山向こうの町に住む夫婦に売り飛ばしてしまう。気付いた桜桃は、赤子を追いかけて山を超え町まで辿り着き、狂気に駆られたように赤子を探し回るのだった…。

 知的障害を抱えながらも、娘に無償の愛を注ぐ母親。だがさくらんぼを採ってやること以外は、なかなか上手に愛情表現が出来ない。やがて思春期を迎えた娘に疎んじられることになるのだが、それでも必死に娘を守ろうとする母の姿には、熱い涙がとどめなく落ちてくるはずである。

 良い映画だ、ほぼ満点に近い出来だが、ラストの曖昧さがいまひとつ納得できなかった。ただ何と言っても、知的障害者の母親を演じたミャオ・プゥの熱演には大喝采を送りたい。言葉も喋れない、字も知らない母親を、表情と身振りだけで完璧に演じ切ったのである。
 中国の貧しい時代、一人っ子政策の裏に綴られた家族愛が感動的で、なんとなく『初恋のきた道』と同じような匂いを感じたと思ったら、実は脚本家が同じパオ・シーであった。なるほどね…。

評:蔵研人

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2020年9月24日 (木)

三匹の侍

★★★☆

製作:1964年 日本 上映時間:94分 監督:五社英雄

 高齢者には、かなり懐かしいタイトルであろう。本作の原型になったのは、1963年からフジテレビ系列で放映された連続テレビ時代劇である。当時このテレビ時代劇が大ヒットし、最高視聴率は42%を記録し、全6シリーズ(157話)が約6年間に亘って放映された。その後さらにメンバーを入れ替えて『新三匹の侍』も製作されているという怪物番組であった。

 『三匹の侍』がなぜそこまで人気を集めたのか、それは斬新な殺陣と人を斬る時に「ザバッ」という擬音を初めて使ったからであろう。そのため従来には観たこともない大迫力の殺陣を満喫できたからであろう。さらにはコメディアン出身の長門勇が、「おえりゃあせんのう」など、とぼけた岡山弁を操る槍の名手・桜京十郎を演じたことも人気に拍車をかけたのである。

 映画のほうはテレビドラマ版の人気を受けて製作され、第1シリーズ放映終了後に公開された。なおストーリーはテレビドラマの第1話をベースに、三人の浪人たちが知り合い、力を合わせて事件を解決し、一緒に旅に出るまでを描いている。なお配役はテレビドラマと同様、柴左近(丹波哲郎)、桔梗鋭之介(平幹二朗)、桜京十郎(長門勇)の三匹である。

 渋いモノクロ映像と個性的な浪人たち、そして百姓の葛藤と代官の政治的な駆引きなど。なんとなく黒澤明の『七人の侍』や『用心棒』、『椿三十郎』を髣髴させられる。ただ脚本の完成度やスケールの大きさでは、遥かに及ばなかった。あくまでも本作の見所は、擬音を駆使した迫力ある殺陣と、長門勇の「おえりゃあせんのう」なのかもしれない。


評:蔵研人

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2020年9月22日 (火)

希望のかなた

★★★★

製作:2017年 フィンランド 上映時間:98分 監督:アキ・カウリスマキ

 シリアのアレッポで空爆に遭い、家族を失って難民となった青年・カーリドの話で始まる。そして同時並行的にヘルシンキでシャツの卸業を営むヴィクストロムの話が続き、後半からはこの二人がめぐり逢い、ひとつの話として結合してゆく。

 本作はフィンランド風のユーモアで包みながら、移民問題について厳しく社会を批判したアイロニー劇と言えよう。官僚的で冷ややかな移民局員、執拗に移民たちに暴力を振るうネオナチたち。だがその一方で、見ず知らずの移民者を助けてくれる優しい人たちもいる。どこの国も同じかもしれないが、フィンランドとは、そうした多様な人々が暮らしている国なのだろうか…。

 本作の原題は『The Other Side of Hope(希望の向こう側)』であり、「希望と絶望の狭間」或いは「希望の先にある現実」とも受け取れる気がする。またラストシーンは意味深で、良くも悪くも考えられるのだが、はっきり描かないところに好感を持てる。それにしても、時々登場するミュージシャンたちの歌と音楽が実にしっくりとしていたよね。

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2020年9月20日 (日)

しゃぼん玉

★★★★

製作:2016年日本 上映時間:108分 監督:東伸児

 直木賞作家・乃南アサの小説を基にしたヒューマンドラマである。強盗や傷害を重ねて逃亡中の青年・伊豆見(林遣都)が、宮崎県の山里に足を踏み入れ、バイク転倒で怪我をして動けないスマ(市原悦子)を助ける。
 どこにも行き場のない伊豆見は、スマの親切に甘え孫という形で一人住まいのスマの家に居座ってしまう。当初は毎日ごろ寝して、ブラブラしているだけの伊豆見だったが、山向こうに住んでいるシゲ爺の山仕事を手伝うことになる。

 最初は厳しいシゲ爺に鍛えられて、弱音をあげて逃げようとした伊豆見だったが、ギリギリのところで思いとどまっているうちに、なんとか慣れてくるのであった。間もなく椎葉村で年に一度の大行事『平家落人祭』の日が近づくにつれ、伊豆見はその準備も手伝うようになる。そこで村では珍しい若い美女の美和と知り合うことになる。

 さて本作では、村を取り巻く美しい大自然の描写に茫然としてしまうだろう。それもそのはず、宮崎県の北西部に位置するこの地域は、『日本三大秘境』と呼ばれ、椎葉村を含む9市町村(延岡市・日向市・門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町・高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町)には多くの神話が残されており、『天孫降臨ひむか共和国』としての名称も知られているという。また映画の中で、市原悦子と林遣都が、ちびちびと晩酌をするお湯割りは、もちろん焼酎『天孫降臨』である。

 また都会では誰にも相手にされなかった青年が、村人たちの気安さと大らかさに、少しずつ心が癒されてゆく心象風景の変化も見所であろう。そして田舎の風景の中に、市原悦子のしみじみとした語り掛けがぴったりと嵌まっている。これが彼女の遺作となってしまったが、低予算ながらも観て損のない良作に仕上がっているので、未見の方は是非ご覧あれ。

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2020年9月18日 (金)

(r)adius ラディウス

★★★☆
製作:2017年カナダ 上映時間:93分 監督:カロリーヌ・ラブレシュ
 
 リアムはある晩、交通事故を引き起こし、記憶喪失になる。彼は助けを求めてレストランに入るのだが、彼が近づくと大勢の人たちが一瞬にして死んでしまうのだった。
 実はリアムが事故を起こした周辺には、雷が落ちたような焼けただれた大きなサークルが描かれていた。多分その影響で異常体質になったのかもしれない。

 その異常体質に気付いたリアムは、困惑しなるべく人に近づかないようにするのだが、ある女性が無理矢理近づいてくる。彼女の名はジェーンと言い、見ず知らずの女性なのだが、事故車に同乗していたらしい。そして驚いたことに、彼女は近づいても死なないどころか、彼女が一緒にいるとその他の人も死なないのである。だからリアムは、彼女と離れられなくなってしまうのであった。

 何かのきっかけで異常体質になる、というだけならばよくあるのだが、ある人と一緒だとその異常体質が緩和される、という設定はなかなか面白いではないか。なぜこのような異常体質になってしまったのか、そして一体どのようにしてこの異常体質を改善してゆくのか。
 いろいろと後半に興味を繋いで行くまでは良かったのだが、終盤のとんでもないどんでん返しにはただただ茫然。これはいけないな。だがこうでもしないと、余りにも気の毒過ぎる結末になってしまうため、あえて無理矢理仕込んだどんでん返しなのだろうか…。


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2020年9月16日 (水)

パラサイト 半地下の家族

★★★★
製作:2019年 韓国 上映時間:132分 監督:ポン・ジュノ

 2か月前に本作を観て、すぐにレビューを書いたのだが、誤ってそれを削除してしまったようだ…。それでもすぐに気が付けば良かったのだが、2か月後に気が付いたため、あらすじの細かいところの記憶を全て失ってしまった。従って不完全なレビューとして再生せざるを得ないのが非常に残念である。

 監督は『殺人の追憶』、『グエムル‐漢江の怪物-』、『母なる証明』などで知られる商業的成功と高い芸術性の双方を実現できる実力派監督のポン・ジュノである。またなんといっても本作の売りは、外国映画で初めてアカデミー作品賞を受賞したことで一挙に世界的な超・有名作品に飛躍してしまったことであろう。

 ストーリーは、韓国の貧困地区にある狭くて汚い半地下のアパートに住む4人家族が、ふとした弾みでセレブの豪邸で家庭教師、運転手、家政婦として雇われ、まるで寄生虫のように入り浸るという話である。また4人が家族であることを内緒にしながら、どんどん詐欺まがいの行為をエスカレートしてゆく展開が実に面白いのだが、あまりにも調子に乗り過ぎたところで、とうとう失策を犯してしまうのである。
 そしてここからストーリーは急展開し、コメディーからミステリーそしてホラーといった流れに変わってしまうのだ。そしてついにドキドキハラハラの連続となる。

 この映画にはストーリーの面白さのほかに、韓国の裏社会の描写やセレブたちに対する皮肉なメッセージなどが鏤められている。その極め付きが「貧乏人の臭い」かもしれない。そしてそれらの総括が終盤の大暴走へと繋がって行く。またさらにラストのどんでん返しも実に巧みであった。
 従って本来なら大絶賛したいのだが、所々にかなり無理な展開があったり、お国柄の違いからくる違和感のようなものを強烈に感じてしまったため、この程度の評価でまとめたいと思う。


評:蔵研人

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2020年9月14日 (月)

インフィニティ -覚醒-

★★
製作:2017年カナダ 上映時間:91分 監督:ジェイソン・ストーン

 ある晩のことである。少女アレックスは野外パーティでハイになり、湖で溺死しそうになる。だが薄れゆく意識の中で、空から降って来る眩しい光に包まれて一命を取り留める。
 そして下着のままでフラフラと町中をうろついているところを、元彼のショーンに保護されるのだった。ショーンはとりあえず彼女を自宅に連れてくるのだが、なんと寝たきり状態だった祖母が、意識を取り戻して普通に歩けるようになるのである。

 このあたりから、アレックスが不思議な超能力に目覚め始めるのである。だが彼女の体からは有害な放射線が放出されており、一緒にいるショーンは被爆してしまう。そして彼女は警察に追われることになるのだが…。

 チラシのイメージでは、派手な超能力を駆使する少女を想像してしまうのだが、車を二台ひっくり返したこと以外は、ほとんどが逃亡劇に終始する。従ってアクションシーンを期待すると、しっぺ返しを食らうことになるだろう。
 いずれにせよストーリーが陳腐で、低予算のB級映画なのだが、終盤の3分間だけは実に美しい光のファンタジーであった。悲しいかなこの3分間だけのために、観客たちは無駄な時間を消費させられるのである。

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2020年9月12日 (土)

マイ スキニー シスター

Myskinny

★★★★
製作:2015年 スウェーデン・ドイツ 上映時間:95分 監督:サンナ・レンケン

 フィギュアスケートが上手で美人の姉と、フィギュアスケートが下手で太っちょの妹。だが妹は明るくて何でも良く食べるのだが、姉は暗くて拒食症ぎみ。食べると妹のように太ることを恐れているのだろうか…。
 それにしても好きなものも食べられないフィギュアスケート選手たちは実に気の毒である。現にロシアの少女選手たちの寿命も1~2年ではないか。ジャンプ中心のフィギュアスケート界は、ますますこの傾向がオーバーヒートするだろう。

 さて、どこの妹も姉の真似をしたがるものである。そして姉の持っているものを欲しがるし、両親の愛情が姉に注がれることにも嫉妬するのだ。だからと言って、決して姉のことが嫌いなわけではなく、どちらかと言えば大好きで憧れているのである。
 本作はそんな姉妹の葛藤と家族のあり方をしみじみとした雰囲気で描いている。北欧らしい地味な作品であるが、人種を超えて納得させられてしまうような映画であった。それにしてもあの太っちょの女の子の演技力は大したものである。


評:蔵研人

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