カテゴリー「ニュース」の記事

2008年6月28日 (土)

石油暴騰にもの申す

 それにしても、今年に入ってから異常に高騰したまま突っ走る原油価格には、呆れてものも言えない。2007年初頭には1バレル60ドル位だった原油価格が、とうとう140ドルを超えてしまった。
 この現象は、サブプライム問題で行き場のなくなった投機マネーが、小さな市場である原油を始めとする商品先物市場に一斉に流れているからだという。需給関係の全くない、人為的な相場なのである。専門家の分析では、本来の需給関係に戻れば、せいぜい1バレル70ドル位がまっとうな相場だともいう。

        Shiyouka

 これで儲かるのは、原油産地国や金持ちの投機家だけで、一般の消費者や価格に転嫁出来ない生産者は、壊滅的な大被害を被っているのだ。全世界の政治家達は、一体こんな状況をいつまで放って置くのだろうか。サミットやら国連やらでもっと討議し、生活に密着する投機に対しては、もっと厳しい規制を敷いてもらいたい。
 しかしながら、実際にこれで儲けている国々が反対するのは目に見えている。そうした難しい状況であることは判るが、だからといって野放しにしておいて良い理由にはならないはずだ。

 こうなると資源が少なく、食料自給率の低い日本は益々窮地に立たされることは明白である。もう他人頼みではどうにもならない。だから今後日本が一番力を入れなくてはならないことは、自分の事は自分で出来るシステムを作るということであろう。
 まず農業と漁業は、あらゆる規制を解除して、大企業化して自給自足出来る仕組みを作り上げなくてはならない。もちろんそのために困る農家と漁師の人たちには、国がそれなりの補償を考えなくてはならないだろう。
 農業と漁業を近代化かつ大規模化することにより食料の自給率を高め、過疎化した地方に活気を与えれば、雇用の増大にも繋がり一石二鳥となるではないか。やみくもに不要な道路を造るばかりが能じゃないぜ。

 それからもう一つ、石油に替わる資源の開発を急ごう。これは各企業の研究開発に委ねるだけではなく、国家レベルで全大企業を統括し、共同研究するよう大号令を発しなくてはならない。もちろんかなりの税金負担も覚悟せざるを得ないだろう。
 自動車はガソリン車から燃料電池車化するにあたり、国が先導してスタンド等のインフラ整備を行うことが必要だ。また火力発電所も太陽光や風力、地熱などを利用したものに切り替える。そして原発から発生する放射性物質や廃棄物を化学的に無力化する研究に力を注ぐこと。それが出来なければ原発は徐々に廃止してしまうべきだ。
 また島国で火山の多い我国の特性を利用して、温泉や海水・海流、もっといえば雷や台風などを利用したエネルギー源の開発もやるべきではないだろうか。もちろん一部の大学などで既に研究していると思うが、そんなレベルではなく、国と全大企業が一丸となってチャレンジしなくてはならない。なに、まるで戦時中みたいだって・・・。そうまさしく現代は武器を使わない戦争に突入しているのだ。その認識をもたなければ、いずれ日本は消えてなくなることだろう。

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2008年1月27日 (日)

ガソリン税国会はやめてくれ

 いま国会は、租税特別措置法で期限切れとなる臨時ガソリン税の継続か廃止で大揺れである。民主党は国民生活のため、自民党は道路財政の維持を旗印として戦い続けている。
 だがそれは表向きの理屈に過ぎず、その真意は共に次の選挙に勝つことしか脳裏にはない。ただ反対だけして国民に媚びる民主党。そして地方議員と官僚と土建屋の御機嫌を伺う自民党。どちらも本質的には、将来の日本のことなどこれっぽっちも考えていない。
 CO2による環境破壊が叫ばれる中、いまさらガソリン税廃止もないだろう。私も毎日車を使っているが、公害をたれ流しているのだから、多少の税負担は仕方ないと思っている。

    Dooro

 いま原油価格は、一部のハゲタカファンドのために異常なほど高騰している。日本だけではなく世界中が迷惑しているのだ。この諸悪の根源である石油先物取引を放置しておいて、ガソリン税もへったくれもない。
 政府が緊急に成すべきことは、サミットなどでこの『石油先物取引』の規制を提案することではないだろうか。一部の国と投機家にとっては濡れ手に粟かもしれないが、多くの国や人々が困っているのだから、主要国が率先して早く手を打つことである。
 さて話が少しそれたので、またガソリン税問題に話を戻そう。いずれにしても民主党のように後先を考えない政策では、いつまで経っても本質的な解決にはつながらないだろう。
 だからといって自民党の政策が正しいとも思えない。もうこれ以上の基幹道路は必要とは思えない。畑の中に無理やり道路を開通させたところで、一体何人が利用するのだ。
 それよりも無駄な道路作りはやめ、余った財源を、壊れた橋や生活道路の整備などに、あるいは環境保全のために使用して欲しい。場合によっては、目的と異なるかも知れないが、国債や地方債の償還に充てても良いではないか。
 本来政治家こそは、時代を先読みし、柔軟な発想とパワプルな行動力を発揮しなくてはならないはずである。だが彼等のやることといえば、いつも保守的で目先の利益ばかりを追いかけている。
 こうしたつまらない政治家しか生まない環境を作ったのは、結局つまるところ「やはり目先の利益だけにしか興味を示さない国民たち」なのである。納税するのは誰でも好きではない。しかしそれ以上に税の使われ方に着目してゆこうではないか。

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2007年7月 7日 (土)

ミートホープ社だけなの

 それにしても出てくるわ出てくるわ、まるでドブの中から生れるボウフラのように、数々の悪業が次々と湧き出てくるよね。
 まず「牛肉コロッケ詐称」に始まり、「血液混入」、「腐肉細切れ混入」、「鳥インフルエンザ疑惑の輸入鴨肉混入」、「パン混入による増量」、「ブラジル産鶏肉を国産詐称」、「雨水での冷凍肉解凍」などなど、これでもかと言わんばかりに、次々と不祥事が明るみに出る。

  Suki_1

 たぶんこれらのほとんどが、タレ込みによる発覚なのであろう。そしてそれらのタレ込みには、激しい怨念のようなものを感じる。
 きっと田中社長は、従業員たちに余程嫌われ憎まれている経営者なのだろうね。中小企業には良くある話だが、社長とその一族の待遇は上場企業以上であり、従業員に対するそれは、上場企業の1/3とくる・・・。中小企業では、社長とその一族以外は人間扱いされないのだ。
 事実そういう中小企業をイヤと言うほど見てきた。決して誇張ではなく、それが現実なのだ。もちろん従業員や取引先を大切にし、身銭を切って頑張っている中小企業の社長もいる。
 しかし多くの中小企業では、トップのやりたい放題というのが相場であろう。ある中小企業では、社長の給与が上場会社のトップ以上なのにも拘わらず、創業来共に働いている50代の大番当さんが、年收500万円足らず~なんていうものもあった。
 たとえ従業員の給与が恵まれなくとも、社長も同様に安い給料しかとっていなければ皆が納得するのである。それを自分だけ超高給をムシリ取り、べンツに乗り回し、妾には会社の経費で、毛皮のコートを買う。そして従業員には威圧的な態度ばかり・・。なんていうのが多いね。
 これで切れなければ、従業員のほうに問題があると言いたいくらいだ。タレ込まれて当然なのである。
ミートホープ社のオヤジの顔や態度を見ても、誠実で責任感が強く、懐の広い人には見えないよね。
 どんなに小さくとも、消費者にはかなり影響力のある会社である。単にごめんなさいだけで済むはずがない。
 また上場会社だろうと中小企業であろうと、会社とは経営者や株主だけのものではないのだ。それに現代の会社は、目先の利益だけを追うだけの存在では済まない。
 会社は従業員の生活基盤でもあり、社会全体のものである。その自覚のない者は、経営者の素質がないと言えよう。時代はどんどん変わっているのだから。
 雪印事件、不二家事件、日本ライス事件でも、共通しているのは、当初のトップの無責任な対応が目立つことだ。ましてやミートホープ社のような中小企業において、トップが現場に責任を押しつけて知らん顔を出来る道理がない。
 狂牛病や鳥インフルエンザ、そして農薬漬けの野菜など、輸入品の品質低下が叫ばれている今日。「高価だが信頼出来る日本製品」という最後の砦まで破壊されたようで、非常に腹ただしい思いで一杯である。
 本当にこんな事をしているのは、ミートホープ社だけだと、信じられるのだろうか。

 

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2007年6月17日 (日)

年金くらいどうにかしてね

社会保険庁だけなのか?

 いま巷では年金問題で大騒ぎ。参議院選挙を前にして、政府はかなり危機感を煽られている。
 そもそも人口の約半数とも言える、五干万件を超える年金記録が「宙に浮いている」という驚くべき事実。当然これが、年金受給権消滅や年金減額に繋がってくるのだ。
 それにしても信じられない!。社会保険庁いや政府は、国民から預かっている年金保険料を「税金」と勘違いしているのではないのか。
 そして聞かない限り、一体いくら位の年金が貰えるのかも教えてくれないのだ。また聞きに行っても、横柄な態度の職員が多い。

    Gizi

 外国では毎年、年金支給予定額の連絡がくる。日本でも、銀行預金をしていれば、必ず残高の通知が来るじゃないか。なぜ国の年金だけは、秘密主義なのだろうか。
 さらには社会保険庁から民間企業への不正天下り利用されない施設の建設など、やりたい放題である。これだけ勝手に国民の保険料や税金などをばらまいた責任は重い。退職金の返還や、給料の減額では済まされない重罪なのだ。 
 外国なら暴動が起こるだろう。それにしても日本国民は優し過ぎるよね。そもそも国民自体が「どうせ年金なんてあてにならない」と言う。あてにならないのではない、あてにしなければ未来はないのだ。洗脳されてはいけない。自分の財産なのだから、もっと必死になって守ろうではないか。
 
★さらに年金問題を斬る!

 会社の喫煙所で30代の若者たちが、年金制度について不満をぶちあげていた。
 簡単に要約すれば、次の通りである。
将来赤字化して、掛金の100%以上が戻って来ない制度は不要だ
だから今迄の掛金を、利子をつけて全額返せ
年金を貰っているジジイどもの年金を廃止しろ

 自分も若い頃は、同じことを言っていた様な気がするが、さすがに横で聞いていて、かなり悲しくなってきた
 確かに政府がこのまま何もしなければ、年金制度は破綻してしまうかもしれない。だから若者達の嘆きもわかるが、矛先を年寄りに向けてはダメだ。
 もし自分が何十年も一生懸命働いて掛金を払込んだのに、年老いて唯一の收入源である年金を切られたらどうだろう。ましてや自分達の父母も、その中にいるのである。
 では彼等は老いた父母を養うというのだろうか。自分の掛金は返せと言うのに、他人のものは切捨てろと言う輩には、それこそもっと難題だろうね。だとすれば、老人は全て死ね!というのか。同じ日本人同士でそんな残酷な話はよそうな。
 さてさてこんなところで世代論争しても、全く意味がないし、生産性もない。それこそ政府の思うツボである。本当の責任は、運用を誤り、判っていながら、「掛金の値上げと年金の値下げ」以外、何もしなかった政府にあるのだ!。

     Tt_1

 世代論争をさせて、若者達から年金廃止論が高まり、政府の責任を転嫁させることを望んでいるふしがある。年金に限らず、最近嫌な情報ばかり小出しに流し、弱者に無理ばかり押しつけているではないか。
 国民が「仕方ない」と、自然に諦めるのを狙っているのだろうか。こんな策略に乗ってはいけない。将来も皆が平等で信頼出来る年金制度づくりを、国民全体が一丸となって考えよう。
 まず国税、地方税、社会保険料は一元化してしまおう。現状の仕組みでは、それぞれ微妙に計算方法が異なり、徴収・納付事務負担が大き過ぎる。サラリーマンなら年末調整だけで、全てが完結出来る仕組みに出来ないのか。そうすれば、アルバイトやパートからも年金保険料が漏れなく徴収出来るので、一石二鳥である。
 ところが政府としては、結果として同じでも、税という名を使いたくないのだろう。選挙の得票に影響すると思い込んでいるからだ。いや確かに無知な国民の側にも問題があるし、マスコミの報道も単純過ぎるかもしれない。
 まあ、とにかく弱者同士で噛みつき合っても意味がない。唯一の武器である「投票権」で、政府を動かすことこそ、一番急務であり最重要事項なのではなかろうか。

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2007年2月 7日 (水)

頭が良いという言葉~柳沢厚労相に捧ぐ~

 「あいつは頭が良いから」とよく言うが、この「頭の良い」という言葉には、いろいろな意味が込められているから曲者だよね。
 まず一番ポピュラーなのは、学業成績が良いという意味だろう。ただ学業成績が良い人には二通りあるのではなかろうか。
 一つは記憶力と集中力に長けている人。もちろん集中力があるからよく記憶出来るわけだがね。もう一方は生まれながらの天才と呼ばれる人だ。しかし私は今だかつてこの天才という人に巡り会ったことがない。一応皆さん影では、それなりに努力しているものである。ただ広い世界には必ず天才としか言いようのない人もいると信じている。

          Beee

 世の中には、いい年をして学業成績が良い人だけを「頭が良い人」と思い込んでいる人が少なくない。高級官僚や大銀行には、そうした世間の狭い人がいる。というよりは、自分自身の価値を誇りたいのだろうか。
 しかし「天才」はともかくとして、学業成績が良い人だけを「頭が良い人」という決めつけ主義には異を唱えたい。
 もはや一般の社会では、中学程度の知識があれば生活に困ることはないはずである。微分積分や英文法が何の役に立っているというのか。少なくとも普通高校の授業などほとんど意味がない。単に大学に行くための予行演習みたいなものである。
 だからひきこもりや勉強嫌いな子供が増えてしまうのだ。もっと社会で役に立つこと、あるいは自分の好きな分野に特化した教育制度を作れないのだろうか。
 と言ってここで教育論をブツつもりは全くないし、そんな大それた知識もないので、これ以上この話を広げることはやめよう。そもそも言いたいことは、現在の教育はある種のパズルであり、たまたまこのつまらないパズルが好きな子供が、一生懸命パズルを解こうと努力するから成績が良くなるに過ぎないのだということ。
 だからもし、自分の好きなこと、役に立つことが授業に取り入れられれば、誰でも成績は良くなるのである。例えばマンガ家になりたいと思う子供に、マンガの授業を作ってやれば、思い切り楽しくそして一生懸命熱中するはずである。また英文法をやめて、外人教師との英会語を授業に組み込んでも同様であろう。なにもNOVAに儲けさせることはないのだ。
 さてでは本題に戻って、学業成績が良い人以外で「頭が良い人」とは、どういう人なのかを書いておきたい。もちろん学業成績が最悪で、いつも0点ばかりの人は論外である。
 私の考える「真に頭の良い人」とは、創造力と応用力にすぐれ、それを上手に社会に生かすことが出来る人だと思う。この価値観からすると、学業成績が良い人は、逆に頭の悪い人になってしまう場合がある。
 その最たる良い例が「女性は子を産む機械」発言で、政治家運命が風前の灯にある柳沢厚労相だ。彼の妻がいみじくも、週刊朝日で「夫は勉強は出来るけど、バカなのよ」と告白しているではないか。
 それ見た事か、学業パズルの上手な奴なんてこの程度なのだ。もういい加減に風化した学業パズル至上主義は捨ててしまおう!と大声で叫んでみたところで、腐った価値観を修復するには、時間がかかるし社会全体の協力が不可欠なんだね。まず教育制度と企業の雇用ポリシーの変革がなければならない。全てはそこから始るのだ。ところがその鍵を握っている官僚達が、現状の学業パズル崇拝主義者なので、残念ながらまず実現不可能であろう。
 しかしそんな過去のしがらみに、いつまでもしがみついていれば、やがて日本は世界の異端児となり、取り残されてしまうことは眼に見えている。見えていながら自己保身に固まって、何も反論せず、戦わず、現状維持に血眼になっている我々にも、大いなる責任があるのだ。

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2006年1月26日 (木)

とんだハーレム

 順番に結婚と離婚を繰り返した女性達10人と、集団同棲している57才の男性が、新しい女性に同棲を無理強いしたとして逮捕された。
Photo_14  この男はハゲでデブの占い師で、同棲している女性達が働きに出て、生活收入を得ているらしい。しかも囲われている女性達は、皆ミニスカートが似合うピチピチ20代であるという。
 なんともまあ、果報者のおじさんだこと・・・・「それにしてもなんで~!」とひがみ根性から、大声を出して抗議したくなってくる。やはり『占い師』というのがミソなのかもしれないな。
 決して占いにケチをつけるつもりはないのですが、占いは一種の統計分析であり、占い師は霊能者でもなければ、超能力者でもないのですよ。
 しかし・・・どうも女性達にはこの占いが神秘的に感じるのか、暗示にかかりやすい人達が多いですね。それにTVを見ていても、新興宗教の教祖さまのようなおばさん占い師が幅を効かせているご時勢であります。
 それにしても、占いや新興宗教に弱い女性達というのは、欲張りでプライドが高いけれど、その割には気が弱く決断力がない・・・というような人が多いのかしらん。
 『占いなぞはお遊び』と割り切って楽しむか、余り見栄を張らずに、質素に生きることが一番だね・・・と思う今日この頃なのであります。

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逮捕されちゃたホリエモン

 とうとうホリエモンことライブドアの堀江社長が逮捕されてしまいましたね。いずれはこうなると思っていましたが、検察の電撃作戦には皆さんかなりド肝を抜かれたと思います。
 それにしてもTV局は視聴率至上主義というか、何故あそこまで破廉恥になり切れるのでしょうか。護送車で小菅刑務所へ移管される様子を、へリを使っての実況中継とは、ちと大袈裟過ぎると思うのですが・・・。ホリエモンがそれだけ有名人なのだといえばそれまでですが、彼の罪状は単に『証取法違反の疑い』であります。証取法違反が軽いとは言いませんが、あれではまるで連続殺人事件の犯人や、総理大臣が逮捕されたみたいじゃありませんか。
Photo_13  私はホリエモン擁護派じゃないし、どちらかというとホリエモンの不遜な態度は、多少不快に感じる派ですよ。しかし今回の政治家やTV局の、手の平を反した豹変ぶりを見ていると、なんだか日本人であることが恥ずかしくなっちゃいますよね。
 マスコミはホリエモンのことを拝金主義だの金の亡者と罵倒しますが、選挙や視聴率のためには、なんでもやる政治家やTV局も同類ではないでしょうか。いや彼等こそは、本来正義やポリシーを貫き通す立場にあるはずであり、自己中まるだし主義が許されるはずはありませんよね。

 さてさてそれはさておき、このホリエモンという男ほどタフでお騒がせな日本人も珍しいですよね。それに株式市場、経済界、プロ野球界、ネット世界、政界、芸能界と出ずっ張りで、全てを自己アピールに変換してしまう猛烈なエネルギーには脱帽致します。
 ところが「法律に触れなければ何をしても良い」と広言していたホリエモン本人が、法律違反で逮捕されるとは、本人さえも全く想定外の皮肉な現実でしたね。
 そもそも法律を言葉だけの百科辞典と考えること自体が子供じみていると言わざるを得ませんナ。ものごととは、すべからず表と裏が存在します。同様に法律にも、必ずその『立法趣旨』というものが存在するのですから。     例えばホリエモンの得意技である株式分割にしても、その本来の趣旨は『誰にでも気軽に株式投資のチャンスを与える』というものであって、決して『会社の錬金術』のためにあるものではないのですから・・・。で常識外の株式100分割などは、1000円札を全て1円玉に替えるようなもので、非実務的で迷惑以外の何物でもありませんよね。ですから『何でも法律に違反しなければいい』という発想も怖いのであります。
 また年々複雑怪奇になるこの社会を全てフォロー出来る法律なんぞは、作れるわけはないじゃないの。それでも世の中が混乱せず、社会が成り立っているのは、本来の趣旨を理解した大人の暗黙ルールであり、ヒトとしての良識が存在するからなのですよね。どうもそこいらへんを理解していないアンチャンでは、社会の公器たる上場企業の社長が勤まるはずがない道理であります。
 もちろん人の善意を信じて、欠陥のある法律を放置してきた国側も反省すべきだし、ホリエモン以下の会社経営者も大勢知っています。ただそれらの人々は、単に能力がないか、モラルの欠除したアホな人々に過ぎず、小心者で体制に楯突くヤカラはいない・・というのが通り相場なのでしょうね。
 ところがホリエモンの場合は、判っていて敢えてやったというイメージがプンプンします。例えば暗黙の了解の元でプロレスをやっているのに、いきなり本気で殴りつけたり、首を締められたらどうでしょうか。人々はこんな掟破りの裏切り者を一番恐れているのです。
 もし検察側の言い分通りなら、犯罪を犯したホリエモンが一番悪いということですが、今回の大掛かりな検察の対処は、明らかに『掟を破った者に対する制裁』であり、『見せしめ』なのでは・・・などと空想してしまうのは、やはり小説やマンガの読み過ぎなのでしょう。
 巷ではホリエモン論争をすると、必ずと言って良いほど『世代論争』に発展してしまいます。気持ちとしては何となく判りますが、いつの時代でも良い人と悪い人、或いは自分と合う人合わない人がいるものです。
 それを全てゴチャマゼにして、世代間の感情だけに走っては、議論にはなりません。冷静に公平に世代を超越して楽しく語り合いたいものです。いつ頃になるか判りませんが、ホリエモンの出獄後の逆襲(良い意味での)が楽しみになってきました。それはそうとライブドアブログの方々は、今後継続使用出来るのか気になりますね。

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