カテゴリー「通勤地獄」の記事

2008年6月 3日 (火)

通勤地獄 始発駅での座席の選び方

 途中駅から座れるほど通勤電車は甘くない。だが始発駅なら座れるはずである。しかし、ただ座ればいいというものでもない。

           Orenge

 まずガラガラに空いているときは、隅の席を狙う。隣に誰が座るか判らない状況下で、少なくとも片側の安全は確保しておきたいからだ。また雨の日には、隅の手すりが傘かけにもなる。

 次に、そこそこに席が埋まっているときは、大きな人が座っている列は避ける。7人掛けだからいずれ狭苦しくなるからだ。
 それと、心情的には女子学生の隣に座りたいものの、これはなるべく避けたほうが良い。彼女たちは余り遠距離まで乗らないため、いずれどこかで降りてしまうのだ。そのあとに、でかい男が座る可能性が高いからである。

 最後に、ほぼ全座席が埋っているときは、6人しか座っていないが、小さなスペースしかない席を見付けて座るしかない。そのときは恥ずかしさを堪えて、すみません!少しずつ詰めてもらえませんか!」と大声で怒鳴るのだ。これでかなりのスペースが確保出来るはずである。

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2007年12月24日 (月)

通勤地獄 怖い女

 満員電車でちょっと体が触れても、すぐ振り返って、凄い形相で睨んでくる女性が、時々いるんです。睨むだけならともかく、ヒジを曲げてひとの体にゴリゴリ押しつけたり、体中を鎧のようにガチガチにして、激しくイヤイヤするように体を震わせるのです。
 「なんだよ、こら!俺だって押されているんだから、しかたないだろ!お前一人の専用車両じゃないのだぞ!」と怒鳴りつけたいところですが、痴漢と勘違いされても困るので、こちらも静かに睨み返して、あとは無視することにしています。

          Ocha

 このたぐいの女性は、かつて車内でかなり嫌な経験をしたのか、それとも自意識過剰なのか、はたまたいつでもどこでもこういう態度なのでしょうか。
 それから端のほうのつり革につかまっていると、後ろから腕をこじ入れて無理やり隅の支柱につかまる女性がいます。そして人を車両の奥に押しやろうとするのです。私のほうも押されたら、つり革の前からどかなければならない。
 だから私も必死で踏ん張ってみるのですが、女性でも凄い腕力でグリグリと私を押しのけてくるのです。彼女の腕が肋骨に食い込んでくる。
 「何するんだ!いつまでもしがみついてるんじゃない。この腕が痛いんだよ!」と怒鳴りつけたいのですが、仕返しに「痴漢です!」などと嘘の発言をされても困るので、おとなしく我慢しているしかないのであります。
 そのうち私のほうが奥に弾き飛ばされて、つり革の前の席は彼女のものになってしまった。トホホホな情けなや。いずれにしても、怖い女性は疲れますよね。

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2007年11月18日 (日)

通勤地獄 注意されない人々

 どうも最近の若者は、注意すること、されることにうといようです。だから文句があっても言葉で注意しないで、すぐ睨みつけたり、体を押しつけたり、物を投げたりする傾向があるのでしょうか。
 また逆に注意されると、反論もせずに、すぐ逆切れして体で表現してしまうのです。

          0018_3

 最近はそれらが高じると暴力に繋がり、果ては殺人事件にまで発展することも少なくありません。

 先日通勤電車の7人掛シートの中央で、お互いに横を向き合って3人分のシートを占領している若い男女がいるではありませんか。
 その他の座席は満員であり、僕も非常に疲れていたので、『すみません、詰めてもらえますか?』と声をかけました。
 すると、男のほうが、僕を睨みつけると、いきなり席を立ったのです。一瞬少しひるみましたが、男は無言で僕を睨んだままで立ちつくし、女も慌てて席を立ち彼をなだめました。
 僕は座りながら『7人掛けなので、座れますよ』と言いましたが、男女はさっさと別の車両に移動して行きました。
 多分この若者は、子供のときから他人に注意されたことが一度もなかったのかもしれませんね。僕が子供の頃には、見知らぬおじさんおばさんによく注意されましたが、いつ頃から誰も注意しなくなってしまったのでしょうか。

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2007年8月 2日 (木)

通勤地獄 私鉄の急行

 とにかく私鉄の電車編成は複雑だ。各駅停車に準急、急行は当然のことで、快速や通勤快速、通勤急行、準特急に特急もある。小田急線には、さらに区間準急なる、訳の判らんものまで走っている。

   Eki

 一体どうしてこんなに複雑な構成にするのだろうか。それも全てが同じ軌道の上を走るのだから、ダイヤ編成は神技といえるよね。
 その代わり、ひとたび遅れが発生すると、全ての電車がガタガタになってしまう。たまには、各駅電車でゆったりと座って帰りたいときもある。ところが途中駅で、特急・急行・通勤快速と、必要以上に通過待ちをするので、とてもじゃないが利用出来ない。だからいつも急行や特急ばかりが混雑してしまう。
 どうしてもっとシンプルに出来ないのか、各駅停車と急行だけで良いじゃないか。結局はそのほうが全てスムースに運行し、遅れも少なく混雑も緩和されるはずである。
 但しこの場合に急行の停車駅は、かなり厳選する必要がある。余り頻繁に止まってはダメだ。必ず待ち合わせの出来る広い駅で、乗降客の多いターミナルでなければならない。
 そのためには、京王線の明大前や小田急線の下北沢は、どうしても拡張して待ち合わせの出来る駅にして欲しいね。それから、例え途中に急行停車駅があろうとも、一定の距離までは各駅停車を優先して欲しい。
 でないと、各駅停車に乗る人が増えないし、長時間待つ間に次の駅迄到着してしまうのだ。またほとんどの駅に急行通過用のレールを敷くことにより、最短の通過待ちで済むことになる。
 これで必ずしも、急行停車駅で待ち合わせをする必要もなくなるじゃないの。もちろん駅の拡張などに金がかかるが、複々線にすると思えば安いものである。 

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2007年7月 4日 (水)

通勤地獄 駅のゴミ箱

 あの地下鉄サリン事件から、急に私鉄のホームからゴミ箱が消えてしまった。それに習うかの如く、JRのゴミ箱の数も激減してしまった。そしていつの間にか、あの悪書追放ボックスさえも、姿を消してしまったのだ。

      Kc240166_1

 もちろんゴミの管理費を、乗車賃に反映されては困るから、余り文句を言わないが、不便だし何か淋しいね。駅からゴミ箱が消えたからと言って、テロが絶滅する訳ではないのだが、たぶんテロ騒動に乗じた経費削減なのだろう。
 ただ不思議なのは、網棚の上まで綺麗になってしまったことだ。駅のゴミ箱が無くなったのだから、車内の網棚に新聞や雑誌を捨ててゆく人が増えるはずだが、これが逆にほとんど無くなってしまったのである。
 それでは、かつて駅のゴミ箱や網棚に捨てられていたゴミ類は、一体何処に行ってしまったのだろうか。ところで周りの人々を眺めると、余り新聞や雑誌を読んでいない。
 その代わりに、ケータイメールをやっている人が多いよね。ゲームに夢中な人もいる。ウォークマンを聞いている人もいた。そして僕はPDAでこれを書いている。何とその数は、乗客の半数以上なのだ。
 だから捨ててしまうような週刊誌や新聞を読んでいる人が、ほとんどいない。インターネットの発達で、それらは不要になりつつある。これも電脳化の影響か。
 そしてほとんどの人々が、カバンやバッグを持っている。だから他の小さなゴミは、自宅に持ち帰って捨てているんだね。日本人のマナーも向上したものだ。なるほど、なるほど。怖いほどうまく辻褄が合うものなんだね。

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2007年5月29日 (火)

通勤地獄 冷凍電車

 数日前に今年初めての猛暑日を記録したと思ったら、ここ2~3日は気温が15度で、なにやら夜風が冷たいのだ。それにしても最近は異常気象というのか、1日おきに10度以上も気温の変動が起きることも日常茶飯事である。

     Kc240174_1

 まぁ天に文句を言っても仕方ないが、せめて電車のエアコン位は柔軟に調整して欲しいものだ。朝晩は晩秋のような気温であるにも関わらず、ガンガンとクーラーをつけっ放しだから、堪ったものではない。
 昨今省エネが叫ばれる中で、天下のJRがこんなにも資源の無駄使いをしていていいのか。おかげで密封されている車内は、まるで走る冷凍庫なのだ。
 これで僕の肩関節は益々ガチガチ状態。最近患っている50肩は、一向に良くならない。明日は1日雨だという。助けてくれ~!仕方がないからコートを着てゆこうか。

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2007年4月25日 (水)

通勤地獄 フレックスタイム

   Maruno_1

 フレックスタイムなんて言葉が流行ったのは、もう20年位前だったかな。その頃の勢いからすれば、とうの昔に日本中フレックス制に移行していてもおかしくないのだが、今だに特殊な職種に限定されている。
 通勤電車は空くし、残業も減るし、朝寝坊の人は体調が良くなるし、何と言っても自分の時間を有効に使えるのにね。ところが会社側も従業員側も、余りこの制度に積極的ではないようだ。そしてバブルの崩壊とともに、いつの間にかフレックスに対するボルテージも消失してしまった。
 やはり日本人は、何でもかんでも皆一緒でないと不安なんだね。そして新しい制度が嫌いで、「前と同じ」が大好きな人種なのだろう。この調子では、在宅勤務やワークシェアリングなんていうものも、夢のまた夢ではなかろうか。

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2007年3月 6日 (火)

通勤地獄 5ドアの電車

   Photo_20

 通常の車両は4ドアですが、最近、後部の2~3車両に限って、5ドア仕様の車両が繋がっている電車が多くなりましたね。
 通常の座席が、3・7・7・7・3人掛となっていて片側に27人が座れるのに、この5ドア車両の座席ときたら、3・3・3・3・3・3人掛で、たった18人しか座れないのであります。
 おまけにラッシュ時には、自動的に折りたたまれて、立席オンリーとなってしまう。
 さらに網棚の位置が異常に高く、スペースも、2~3人分の荷物しか置けないミニスペースで、実に使い辛い。そのうえ何の意味があるのか、向かいの座席との中間に、太い支柱が立っていて通行の邪魔であります。
 なぜこのような使い勝手の悪い車両を導入したのでしょう。お偉い方々が、いろいろと分析して、より多くの人間を積み込めるような構造にしたのかもしれませんが、乗るのは物や家畜ではなく、生身の人間であることをお忘れなく!
 そもそも、お偉い方々は、いつもグリーン車に乗っていて、殺人的な通勤ラッシュなんて体験したことないのでしょうね。

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2007年2月 6日 (火)

通勤地獄 女性達よパンツをはきなさい

 通勤帰りの若い女性をみると、およそ70%がパンツルックであります。
 この現象をことさら騒ぎ立てる人は余りいませんが、これこそまさに戦後和服から洋服に変わったのに匹敵する位の出来事ではないでしょうか。

          Hikari

 つまり女性達は、見た目のファッションよりも、現実的な機能性を選択するようになったということなのです。
 当然スカートよりパンツのほうが、動き易いし、暖かいし、安いし、風でまくれることもないし、下から覗かれることもない。それに何といっても痴漢に襲われる可能性も低くなるでしょう。
 なぜこんな簡単な論理に今まで気付かなかったのか不思議ですが・・・
 実は気付かなかったのではなく、あえてパンツを選択しなかったのでしょうね。
 つまり女性はスカートをはくものだという固定観念に縛られていた事と、日本女性はスタイルが悪かったので、パンツをはくにはけなかったのではないかと推察しています。
 それが現代女性の価値感と体型の変貌により、自由にパンツをはける時代に突入したのだと思います。
 男性陣には一沫の淋しさが残りますが、女性にとっては、『めでたし、めでたし』ではありませんか。
 ところでこの追風にも、相変わらず『我観ぜず』の古い観念を持ち続けている『超・若い女性達』が、存在しているのを知っていますか。
 鋭い人は、既に気が付いたと思います・・・そうです『女子高校生』達です。彼女達は相変わらず超ミニスカートをはき、しかもどんな寒いときでも『生足』を貫き通しています。
 何故そうしているのかは、日本七不思議の一つですが、たぶん大した理由もなく『皆がそうしているから』という旧態然とした「ムラ」意識を、後生大事に背負っているのでしょう。
 そして当然の結果として、痴漢達の『格好の標的』となっているのが事実であります。
 そこで提案!「女子高校生の制服をパンツルックに変更しませんか」と、余計なお世話を考えている今日この頃です。

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2007年1月14日 (日)

通勤地獄 足を踏まないで

  ちょっと寝坊したせいか、朝の満員電車の混雑ぶりが、いつもにも増して激しかった。そしてこの電車の揺れること、揺れること・・・それにドアドアの真中で、つかまるものもない。そんな悲しい状況のなかで、この電車は更に大きく揺れて、誰かの靴が深爪した僕の足を思い切り踏みつけたからたまらない。
 「痛い!」と叫んで、踏んだ相手を思い切り突き放していた。相手は男子高校生で、「てめえ何すんだよ!」と大声で凄んで、僕を睨み続けた。僕が知らん顔を決め込んでいると、「おいおっさん、次の駅で降りろ」とおどしをかけてくる、しつこそうな奴だ。

      Point

 電車が次の駅に着くと、ターミナル駅のためか、かなり大勢の人がどっと降りてしまい、さっきの高校生も人波にさらわれて、どこかに消えてしまった。でも降りろと言われた手前、僕は気になって一応ホームに降りることにした。あたりを見回わしたが、さっきの高校生は見当らなかった。しかたないので電車に戻ろうとした瞬間に、肩口をつかまれた。
 気がつくと先の高校生が仲間を7~8人集めて、僕の回わりをぐるりと囲んでいるではないか。・・・・
 と、くだんの高校生が急に大声を出して「よう、おっさん!謝れよ!」だってさ。なぁ~んだ、こんな大勢の仲間がいないと、なんにも出来ない奴だったのか・・・・当然僕には、謝る理由も無いし、謝る程気も弱くなかった。ただ深爪の足を踏みつけられて痛かったから押しのけただけだしネ。しかし詰まらんことで、とんだことになったものだ。さてその後の僕の運命やいかに・・・・

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2007年1月 4日 (木)

通勤地獄 ゲロ吹き女

           Chika

 年末年始ともなると、酒を飲む機会が増えるのは仕方ないところ。ただこの時期の飲み会は、自分の意思とは関係なく、半分仕事のような『疲れるしきたり』が多い。
 それでなくとも仕事が忙しく、体調も壊し易い時期に、この『しきたり飲み会』が集中するから堪らない。そしてまずい酒を無理やり飲まされるのだ。
 だから悪酔いする。今日も終電に近い電車の中で、目だけ座ってあっちにフラフラ、こっちにフラフラのOLが乗り込んで来た。皆んな疲れているし、当然誰も席など譲るはずもない。
 かのOLさんは、手探りでやっとドアの横に寄りかかった。電車が大きく揺れた瞬間である。OLの口からゲロが噴水のように吹き出した。
 「オットット」と私は慌てて横に飛ぶ。今度は噴水ではなく、ホースのようになった彼女の口から、白茶けた吐瀉物が、ドアに向かって猛烈な勢いで噴射されたのだ。
 まるで怪獣が出現したかのように、乗客たちが悲鳴をあげて逃げ惑う。そしてそのドアの周辺には誰もいなくなった。
 次の駅でOLさんは、逃げるように降りて行ったが、この状況を知らずに乗り込んできた人々は気の毒だ。その吐瀉物を踏んづけたり、服にくっつけたりで、大騒ぎであった。
 それからというもの、電車に乗っても絶対にドアに寄りかからないことにしている。満員電車なら、力づくでもドア周辺から離れて、奥のほうに逃げ込むことに決めた!。
 
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2006年12月19日 (火)

通勤地獄 体重制運賃

 戦後を境にして、日本人の体格は年々少しずつ、欧米人並に大きくなっています。最近はことに女性の身長が高くなったことと、お相撲さん並の肥満男性が増加したことが目立ちますね。

     Kouka

 通勤電車に乗って困るのが、この肥満男性なんです。彼等はやたら座りたがり、2人分のスペースを占領してしまうし、立っていても超満員の中で、岩のように立ちはだかるので、他の人々は奥まで進めずに、非常に無駄で効率も悪いのであります。
 高速道路の通行料でも、大型車と小型車が違うのですから、通勤定期も体重制にしないと不公平ですね。また1人で歩ける6才未満の子供達も、せめて子供料金を払うのが筋ではないでしょうか。

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2006年12月11日 (月)

通勤地獄 泣いてろ、小僧

 いやに疲れた通勤帰りだった。車内はやけに混んでいたが、運良く座ることが出来てホットしたのもつかの間だった。
 次の駅で、5~6才の少年と、その祖母らしき女性が乗ってきたのだ。「まずい、僕のそばには、来るな来るな」と祈っていたのに、少年は混んでいる車内の人ごみの中、大人達の足の間を潜り抜けて、とうとう僕の座っている足元迄、滑り込んできたのだ。

Kc240138  そして、そこにゴロっと寝ころんでしまった。祖母が注意しても、一向に言うことを聞かないで、人の足にまとわりついてくる。邪魔なので、だんだん腹が立ってきた。そのうち少年は寝ころびながら、大声で泣き始めた。祖母がまた少年を叱りつけ、少年は床に寝ころんで、混雑する車内で足をバタバタさせて更に泣き叫ぶ。
 祖母が、「だから早く帰ろうと言っただろ」とまた怒鳴りつける。
 僕は、しょうがないな席を譲ろうかと決心し始めたが・・・とその時、少年が「座わりたいよう。座りたいよう」と言いながら、ずる賢しこそうな瞳で、ちらっと僕を盗み見た瞬間に僕の気持ちは急速に冷えてしまった。
 「絶対譲るものか、こんな混んだ電車に乗ってくるお前が悪いんだ!俺は働いて疲れているんだ!」と心の中で叫んだ。小僧、そうしていつまでも泣いてろ!

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2006年11月22日 (水)

通勤地獄 狭い席

     45020060109011614673

 電車の席は7人掛けなのですが、大相撲の桝席同様、戦前の小さな人達を基準に作ってあるような気がします。
 だから、男ばかり6人連続して腰かけると、もうあと僅かの小さなスペースしか残りません。大抵の人は、「座りたいけど、ちょっと無理かな・・・」と考えて、大きな駅での大量降車後の『席の再構築』を待ちます。
 ところがあとから乗って来る図体のでかい男ほど、この小さなスペースに無理やり割り込んでくるので溜まりません。
 それも「すみません」の一言もなく、いきなりでかい尻をドスンと落し、グイグイと大きな体を捻り込んで、隣に座っている人を押しのけるのです。そして「俺は生まれたときからこの席に座っているんだ!」と言わんばかりにふんずり返って大股を広げます。
 こんな男が隣の狭い席に近づかないよう、出来れば細い女性が座ってくれるように心の中で祈るのですが・・・
 あゝ今日も運悪く、リュックを背負った肥満体のオタクっぽい男が、私の隣の狭いスペースめがけて走り込んで来ました。

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2006年11月16日 (木)

通勤地獄 いまどこなの

 最近の電車には、大抵ドアの上に「次はXX駅」という電光表示板が設置されている。特に混み合っている通勤電車では、かなり効果的だよね。

Romen  まず車内放送は、聞き取り難いし、混雑していて窓の外も良く見えない。もっとも見た所で、最近の駅は特徴がないので、すぐには何駅なのか良く判らないけどね。
 こんな状況の車内なので、電光表示板の存在は、本当にありがたいのだ。ところが、僕の使っている『横浜線』には、この電光表示板がない。悔しいが、やはり「田舎電車」なのだろうか。
 夢中で読書などをしていると、つい乗り越してしまうときがある。それで、ハッとして顔をあげて窓の外を見るのだが、一瞬では、どこの駅なのか判断出来ない。それで慌てて降りたら、まだ二つ前の駅だった。
 ・・というような悲しい経験、みんなもあるよね。

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2006年10月31日 (火)

通勤地獄 座りたがる青少年

 最近の若者はすぐに座りたがります。椅子がなくとも平気で地ベたにべったりと座るので、『ジべタリアン』と呼ばれていますね。パンツ丸見えで座っているありがたい?女子校生もいます。

Scan10039  いずれにしてもコンビニ、レトルト、ファーストフードの影響で、基礎体力がないからすぐ座りたがるでしょう。
彼等は余り長生きしないみたいですよ。50才位でバタバタ死ぬかもしれないと、ある学者さんが説明してましたね。
 ただ医学は発達してくるから寝たきりがふえるかも・・・両親が息子を介護する未来が見え隠れしてます。
 また僕等の世代も半分は足をつっこんでいるので、同じくそう長生きは出来ないでしょう。今一番元気で幸せなのは、現在60後半から70代の人達ですね。戦争体験なし、高度成長時代の美味しい部分を全部享受してますからね・・・

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2006年10月19日 (木)

通勤地獄 座れない場合の対策

 去年『通勤電車で座る技術』という本を、書店で見かけたときは「やられた」と思った。実は僕も似たような企画を考えていたからだ。
 この本は著者のメルマガが発端となり、出版の運びになったらしい。そのことが僕を刺激して、『ケントのたそがれ劇場』の立ち上げのきっかけとなったのである。従ってこの本には、感謝・感謝なのだ。

     Scan10139_1

 この本に書いてあることは、通勤電車に乗っているサラリーマンの多くが感じていることである。それを事細かに理論展開して、楽しい読み物に仕上げている。
 だから「座る技術本」というより、「そうそうそうなんだよね!」という連帯感によってヒットした「面白読本」なんだよね。
 さて、本の紹介に夢中になってしまったが、ここでこの本のレビューをするつもりはない。それより実用的に『通勤電車で座れなかった場合の対策』を考えたいね。
 朝の通勤で、立ったままイライラと無駄に長時間を過ごした日は、一日中不調なまま終わってしまう。だから朝は必ず座りたい。そう思って早く降りそうな人を探して、その前に陣取るのだが、長年の勘が当たらない時もあるのだ。その時はさらにイライラが募り、どっと疲れてもう仕事をする気にはならない。
 こうした事態を避けるためには、座れなかった場合の対策も立てておかねばならぬであろうの。
 と言っても大部分の人々は、自分なりの対処法を実行しているよね。例えばウォークマンで音楽を聞いたり、英語のヒアリング訓練をしたり、新聞や雑誌を読んだり、最近はケータイメールやゲームをやったりと、様々である。
 従ってこの手のたぐいを一々書く必要はないよね。そこで僕流の対策をお知らせするつもりである。
 まず一応座るための研究と努力はしようね。ただ期待するのはやめよう。それから電車の混み具合によっても、おのずから対策も変わってくるよね。
やっと電車に乗れるという状況
 これが一番避けたい状況だが、どうしても急ぐ場合にはやむを得ないであろう。とにかく身動き出来ないのだから、やれることは限られる。ウォークマン以外でヒマつぶしが出来るのは、吊広告を見るぐらいだが、位置によってはそれさえ見えないし、大した時間稼ぎは望めない。
 僕はこんなとき、背伸びの運動と指折り運動をする。つまり、カカトを上げたり下げたり、それから数を数えるように、手の指を何度も繰り返し折ったり、開いたりするのである。
 それから首の運動。但し首は後にだけは曲げないほうが良い。あとは顔面体操。何でもいいから、言いたいことを声を出さずに、大きく口を開いてしゃべってみよう。もちろん、サイレントで歌を歌うのも同様である。
 これを毎日30分も続ければ、だいぶ余計なカロリーも減るし、顔も引き締まってくるのではないだろうか。
 くれぐれも近くにいる女性にいたずらしようなどと考えないこと。というより、絶対女性の近くにはいかないほうがいい。(笑)
中央の吊皮や、隅っこの支柱のそば位には行けるという状況
 この場合は身体を支えるものがあるので、もう少し対策方法が増えてくる。上記で述ベた体操に、新たなるバリエーションを追加出来ることになる。
 吊皮などに片手でつかまり、片足立ちをすることが出来るよね。およそ30秒ごとに左右の足を入れかえると効果的である。これは膝の強化に繋がるので、膝が痛い人にはおすすめだよ。
 僕も階段を下りることが出来ないほど痛かった膝が、この運動を繰り返して完治してしまったのだ。他人に薦めたら、やはり治ったと言って感謝されたのである。
 あとJRに叱られるので、全体重はかけられないが、背の高い中央つり革に手を伸ばして、背筋をピンと伸ばすのもいいよね。
 体操ばかりを書いてしまったが、出来ればウォークマンでソフトロックを聞きながら、足で小さくリズムをとると飽きないし、まるでダンスを踊っているようで心地よい。
網棚の前に立てる状況
 この状況になればしめたものである。まず荷物が置けるし、前後左右にも余裕が出る。もう体操だけではなく、本や新聞も読めるし、ケータイやゲームも出来るよね。もちろん体操のバリエーションもさらに増えるが、もうその紹介はやめておこう。
 僕の場合はPDAが大活躍である。これでブログの記事の90%は書けるからだ。
 僕のカバンには、いつもPDAとマンガと書籍とケータイとPSPが入っている。そのときの体調や気分によってどれを使うかを決めるからだ。
 とくにPDAを使って文章を書いていると、一時間が10分位にしか感じられないから不思議だ。

 そして帰りの電車ともなれば、酔っ払いやオバさん達の話にも聞き耳を立てているし、若者のファッションや髪型も観察している。
 さらには車内の全ての風景から、デザイン、絵、写真、言葉などを拾って、ブログや絵手紙のマテリアルにすることも忘れない。
 だから僕にとっては、2時間弱の長時間通勤も、さほど苦にならないのだ。それどころか、この動く書斎がなければブログ運営もままならないかもしれない。
 ところで、いくら年を重ねても、朝が弱い僕にとって、眠くて眠くて死にそうなのも事実なのだ。次は立ったまま眠る技術を身に付けようかな。
 
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2006年10月12日 (木)

通勤地獄 網棚へのカバンの置きかた

混んでいる車内での、網棚(正確にはスチール棚だが…)へのカバンの置きかたひとつで、その人の性格が丸見えである。

Kc240137_2

 混んでいるのだから、網棚へカバンや荷物を置きたい人も大勢いることは確かであろうの。
網棚のスペ一スも限られているのだ。なるべく大勢の人が利用出来る様に配慮するのが常識人である。
まず一番心優しい人は力バンを立てて、縦に置くだろう。次にカバンを寝かせて縦に置く人。立てにくいカバンもあるのでしかたないだろうね。まぁこゝまでは常識的な人間のすることなのだ。
 ところがカバンを横に寝かせて置く人。確かに自分にとっては、カバンの柄の部分が自分のほうを向いているので、取り出し易いかもしれない。しかし自分だけしか乗っていない電車ではなく、満員電車であることを忘れているよね。ささいなことだけど、こんな人こそ他人のことなど全く無視した、自己中心的な人なのではないかと、確信してしまう秋の満員電車であった。

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2006年9月16日 (土)

通勤地獄 おばさんの座席

 そう混んでもいないが、座席も空いていない昼間の小田急線だった。僕が立っている斜め前の座席が空いた瞬間の出来事である。
僕よりずっと離れて立っていたおばさんが、ものすごい勢いで走り込んできて、その空いた座席に滑り込んで来た。

Kc240136_1   そこまでは、よくある話だが、その後すぐに僕のまん前の座席(つまり、今しがたおばさんが、必死の形相で確保した席の隣)に座っていた人が急に立ちあがって電車を降りてしまったである。
 すると即座におばさんは、その空席に荷物をおいて、「若い者には死んでも座らせないぞ」とばかりに僕のことをぐっと睨みつけ、「おばあちゃん」「おばあちゃん!!席が空いてるよ!」と大声を張り上げて、かなり遠くに立っていた見ず知らずの老婆を呼び続けた。
 それに気付いた老婆が慌てて走りより「スッテンコロリン」と尻餅をついてしまったのだ。なかなか起きあがれないので、僕が手を貸して起こしてあげたが、くだんのおばさんは知らんぷリ。
 そうこうしながら、やっと老婆は座ることが出来たのだが・・・・あらら次の駅で降りてしまった。もうおばさんは、僕のことを睨まなかったが、なんか座る気分にならなかった。・・・・と次の駅でおばさんは降りてしまった。

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2006年7月31日 (月)

通勤地獄 気の毒な痴漢さん

 先日朝の通勤時に、京王線新宿のホームで小さな人だかりを見つけた。よくみるとプロレスラー並の体格をした若い男性二人がかりで、小さいおじさんの腕を捻りあげていた。

Kc240139  『喧嘩?』と思ったが、すぐ横でミニスカートの女子高生が震えているのを見た瞬間に、おじさんが『痴漢』だったということがすぐに理解出来た。
 余程痛いのか痴漢のおじさんは、『逃げないので、離してください~』と泣きそうな声で懇願していたが、プロレスラーもどきの2人は『わかったわかった』といいながら一向に力をゆるめる気配もない。
 『あ~あこれであのおじさんは、会社はクビ、奥さんや子供に軽蔑されながらこれからの一生を過してゆくのかなぁ』・・・触ったおじさんが悪いのは当たり前だが、それにしても高すぎる代償である。お尻一なで数千万円に換算されるだろう。
 たかがお尻一つ触ったために、『人生を棒に振ってしまったおじさん』を横目で睨みながら、僕はホームの階段を登り始めた。

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2006年7月 8日 (土)

通勤地獄 バス停のおばちゃん

  朝の通勤時に、いつもあとから来ては、バスの時刻表を見る振りをして、そのまま知らん顔で一番前列に居座ってしまうおばちゃんがいる。割込まれた5、6人の人達はいつも皆呆れ顔で、おばちゃんを眺めているが、誰も注意する人もいないんだね。「別に一人位入ったからといって、たいして損するわけでもないし、どうでもいいや」と、まるで知らん顔。

Kc240142  だからおばちゃんは、益々我儘になって毎日堂々と同じことを繰り返している。僕はおばちゃんに対してだけでなく、こうしたやる気のない周りのムードにも我慢できなかったんだね。
 ある日、ついにおばちゃんに注意してしまった。おばちゃんは、知らんぷりしながらも、表情ひとつ変えずじわりじわりと後ろのほうへ下がっていった。周りの人に同意を求めたが、皆「我感ぜず!」と横を向いてしまった。おいおい僕のほうが悪いのかと錯覚してしまった。あ~あやだやだ。
 次の朝、またおばちゃんが来た。もしまた割込んだらどうしょうと思っていたら、おばちゃんは僕の顔をジロっと睨むと、列の真中あたりにあるベンチにどっこいしょと腰掛けた。あ~あよかった。やっぱり反省したんだ。昨日の注意は無駄ではなかった。うん。勝手に僕なりに満足していると、バスがとろとろとやって来てバス停に停まった。するとドアが開く瞬間におばちゃんが物凄い勢いで、ベンチから立上り、バスの中に飛び込んでいった。あれれれ。まいったね。

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2006年5月20日 (土)

通勤地獄 ズレてくれないおじさん

 帰りの電車ですから、やっぱり混んでましたよ。でも朝のラッシュと違って、ギュウギュウ詰めという訳じゃありません。吊皮が全部塞がっている状態とでもいいましょうか。その程度の混み具合なのでした。
 と・・周囲を見回すと、そのおじさんが掴まっている吊皮の左右が、それぞれ半人前ずつ空いているじゃありませんか。

R01  「すみません」と声をかけて、その半人前の左側スペースに割り込もうとしました。当然おじさんが、半人分空いている右側へ、ズレてくれるものだと思い込んでいたのですが・・・・。
 おじさんは一向に動いてくれない。それどころか、頑として吊皮を強く握り、「死んでも動かないぞ!」という構えなのです。こちらも意地になって、ググググッと力を込めて割り込んで、とにかく網棚にカバンを置くことだけは許してもらいましたが、相変わらず隙間は作ってもらえません。
 どうして右側が空いているのにズレてくれないのだ!私はだんだんイライラが募ってきて、大声で注意したくなりました。

 そのとき電車が次の駅に到着し、おじさんの前に座わっていた若者が、慌ただしく席を立ち降車したのでした。
 それを待っていたかのように、くだんのおじさんが、その空いた席に急いで座ったのです。そして何事もなかったかのように、目を閉じて居眠りと決め込みました。
 なぁ~んだ。このおじさんは、さっきの若者がこの駅で降りることを知っていたんだ。それで吊皮をズレると、私にその席を盗られると思って、ガチガチにガードしていたのでしょうか。さてさて喧嘩の原因なんてものも、意外とこうしたつまらない事情から生まれるものなのですよね。

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