AVN エイリアンVSニンジャ
★★☆
製作:2011年 日本 上映時間:80分 監督:千葉誠治
まあ、この程度だろうとは思っていた。とはいえ、あまりにも挑発的なタイトルに惹かれ、結果として80分という時間を無駄遣いしてしまった感は否めない。
物語は「天正伊賀の乱」の最中、宇宙から飛来した未確認飛行物体が伊賀の里に不時着するところから始まる。耶麻汰、陣内、寝隅の三人の忍者と一人の女忍者が、謎の物体から現れた鋭い牙と爪を持つ異形の存在——エイリアンと死闘を繰り広げるという、まさにタイトル通りの時代劇アクションである。
エイリアンと称されてはいるものの、その実態は涎を垂らし、人間に寄生するという設定を除けば、どう見てもプレデターの亜流にしか見えない奇妙な生物だ。上半身の造形は、ぎりぎり目をつぶれなくもない。しかし下半身に至っては、羞恥心を刺激するほど露骨な着ぐるみ感が漂い、人間が中に入っていることを隠そうともしない。
さらに物語が進むにつれ、エイリアンとのチャンバラ、果てはプロレスまがいの取っ組み合いまで展開され、悪ノリは次第に歯止めを失っていく。
とはいえ、アクションのテンポ自体は悪くなく、全体には一定のスピード感がある。また色っぽくて可愛い女忍者の存在が視覚的な潤いとして機能しているのも事実だ。すべてを真面目に受け取ろうとせず、最初から割り切って鑑賞するのであれば、案外それなりに楽しめる作品なのかもしれない。
評:蔵研人
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