クレイヴン・ザ・ハンター
★★★☆
製作:2024年 米国 上映時間:127分 監督:J・C・チャンダー
「レジェンド」と呼ばれるライオンに襲われ、瀕死の重傷を負ったセルゲイは、その血を浴びながら倒れこむ。たまたまタンザニアの祖母を訪ねていた少女カリプソは、祖母から授かった“あらゆる傷を癒す秘薬”を彼に飲ませ、命をつなぎとめる。
病院に運ばれたセルゲイは一度は死亡宣告を受けるものの、三分後に奇跡的な復活を果たし、超人的な能力を得て覚醒する。動物の力と同化するような変貌は、スパイダーマンやモービウスを想起させるが、それもそのはず、彼らはいずれもマーベルコミック出身のキャラクターだからである。
ことにCGで描写された動物たちとのアクションは完成度が高く、迫力に満ちている。クライマックスでのヴィラン「ライノ」との格闘も見応え十分だ。
今やマーベル映画にとってCGは欠かせない技術となったが、ただあまりCGばかりに頼り過ぎると観客に飽きられかねない。だからこそ、今後は映像の派手さだけでなく、物語そのものの深みや展開にもいっそう心を配るべきだろう。
評:蔵研人
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