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2024年10月 8日 (火)

シャイロックの子供たち

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★★★☆
製作:2023年 日本 上映時間:122分 監督:本木克英

 原作は池井戸潤の同名ベストセラー小説。池井戸潤といえば、元銀行員。ということで本作も舞台はメガバンクである。
 
 東京第一銀行・長原支店で現金100万円紛失事件が発生する。ゴミ捨て場から100万円の振り込み明細を見つけた西木雅博係長は、そのことを公表せず、同支店に勤務する北川愛理、田端洋司とともに、事件の裏側を探っていく……。ところがその事件には、10億円の不正融資というメガバンクを揺るがす不祥事が繋がっていたのである。

 主なキャストは阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介と錚々たる顔ぶれが並んでおり、それそれが個性を生かした演技力を発揮していたのが印象的であった。
 ストーリーそのものはそれほど複雑ではないものの、常に現金に囲まれている銀行員たちの良心との戦いやポリシーを問う、元銀行員の池井戸潤らしいストーリー構成だと思った。ただ不正融資事件よりも、お局行員のイジメ行為のほうが面白く感じたのは私だけであろうか。

評:蔵研人

 

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