異次元ワールドとの遭遇
著者:布施泰和
著者はジャーナリストで、共同通信社富山支局在勤中の1984年に、「日本のピラミッド」の存在をスクープし巨石ブームの火付け役となる。その後、金融証券部、経済部記者などを経て1996年に退社して渡米。ハーバード大学ケネディ行政大学院とジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院に学び、行政学修士号と国際公共政策学修士号をそれぞれ取得。
専門は国際政治・経済とメディア論なのだが、同時に世界の巨石遺構探査や古代史、精神世界など幅広い分野の取材・研究を続けていたという。
本書の主なテーマは、「オーブと妖精」「UFOと宇宙人」「スピリチュアルワーカー」「前世の記憶と転生」「予知と未来」「オーラとオーラ測定器」「ストーンヘンジとピラミッド」「素粒子と異次元ワールド」と、謎に包まれた未知の世界観がずらりと並ぶ。なにしろこうした摩訶不思議な世界に興味を惹かれる読者には、たまらない魅力的な内容なのだ。
ただ嘘か真実かは別として、体験談風の記事が多くて、退屈感が募ってしまったことも否めない。それはそれとして、第9章の「素粒子と異次元ワールド」こそ本書の締めくくりに相応しい興味深い内容であった。
評:蔵研人
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