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2024年6月 8日 (土)

ある男

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★★★★
製作:2022年 日本 上映時間:121分 監督:石川慶

 離婚して息子と一緒に故郷の宮崎に戻ってきた里枝(安藤サクラ)は、実家の文房具屋を手伝う中、思わず涙が溢れだしてしまう。そんなとき、陰のあるような物静かな男(窪田正孝)が入店してくる。彼は絵を描くことが好きで、現在はこの町で林業に携わっているらしい。彼の名は谷口大祐と言い、伊香保温泉老舗旅館の次男だという。そんな彼に疑問を抱く町の人もいるが、応援してくれる人もいた。

 そんな中で里枝と大祐は惹かれあい、いつの間にか結婚し、二人の間に娘も誕生して幸せな生活を送っていた。ところがある日、伐採の仕事中に事故遭遇した大祐が急死してしまう。そして葬儀の日に、伊香保温泉から兄が訪れるのだが、死んだのは弟の谷口大祐とは全くの別人だと言うのだった。では彼は一体何者なのだろうか、また本物の谷口大祐はどこにいるのだろうか。

 地味なタイトルながら、本作のテーマはかなり重い。ひとは人種や国籍そして血筋や肩書などに拘るのだが、だからと言って偽の肩書を使ってみてもいつかはバレるし、本当の意味での心の安らぎを得るの難しいものである。本作はミステリーとラブロマンスに暗い社会問題をブレンドした含蓄のある作品であった。またキャスト構成も妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、柄本明、真木よう子と芸達者を揃えていて見応えがあった。折を見て是非、原作の小説も読んでみたいものである。
 

評:蔵研人

 

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