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2023年12月13日 (水)

シークレットウィンドウ

★★★
製作:2004年 米国 上映時間:96分 監督:デヴィッド・コープ

 ある日突然、売れっ子小説家のモート・レイニーの住む小屋に、シューターと名乗る謎の男が現れて、「自分の書いた小説がお前に盗作された」といちゃもんをつけてくる。モートには全く覚えがないのだが、男は執拗にモートの前に訪れる。そしてモートに関わっている者たちを、次々に殺害し始めるのだ。一体シューターとは何者で、真の狙いは何なのかさっぱり分からないまま、モートは精神を病み追い詰められてゆくのだった。

 本作はスティーブン・キングの原作で、かなり恐ろしいストーリーなのだが、モートを演じているジョニーデップが、なんとなくおバカに見えてしまい怖さが半減してしまうのだ。どうもジョニーデップには、パイレーツのイメージがまとわりついていて、何を演じてもギャグ臭くなってしまうのだろうか。そういう意味では演技が上手い下手ではなく、役柄がマッチしていなかったのかもしれないね。

 いずれにせよ終盤に、謎の男シューターの正体がバレた時点でかなり失望してしまった。中盤まで散々振り回された挙句、このどんでん返しでは納得できない。つまりこの結末方法は、夢落ち同様の反則技だからである。
 

評:蔵研人

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