ストーリー・オブ・スーパーマン
★★★★
製作:2006年 米国 上映時間:110分 監督:ケビン・バーンズ
スーパーマンファン必見の「スーパーマンの歴史をひも解く」ドキュメンタリー作品である。これまで世界中の人々に最も多大な影響を与えてきた最強のヒーローと言えば、何と言ってもスーパーマンであろう。
その歴史をひも解くと、まず1938年に原作ジェリー・シーゲルと作画ジョー・シャスターによって創造され、アクション・コミックス誌第1号で初登場したのが始まりと言われている。その後コミックと並行してアニメ、ラジオ、映画、TVドラマなどが繰り返し製作されることになる。
その中でも我々団塊の世代に一番馴染んでいるのは、1950年代にTVドラマとして放映された ジョージ・リーヴスのスーパーマンと1978年~1987年に製作されたクリストファー・リーヴのスーパーマンである。
しかしながら奇しくも二人とも若くして自殺や事故が原因で亡くなっているし、その他の俳優やスタッフにも不幸が降りかかってくるという。これを「スーパーマンの呪い」と呼び、スーパーマン映画に出演したがらない俳優もいるというのだ。
本作ではそれらの事実も踏まえながら、歴代のコミック、アニメ、実写映画、TVドラマなどの映像をふんだんに紹介してゆく。ただし本作は2006年に製作されたブランドン・ラウスの『スーパーマン リターンズ』のプレゼン的な作品のため、当然ながらそれ以降に製作されている『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『ジャスティス・リーグ』などについては言及がないので念のため。まあ私自身の中では、『マン・オブ・スティール』以降のダークなスーパーマンは、スーパーマン映画の本流ではないと思い込んでいるのだが……。
評:蔵研人
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