ポンペイ
★★★☆
製作:2018年 米国・独・カナダ 上映時間:105分 監督:ポール・W・S・アンダーソン
1959年に製作された『ポンペイ最後の日』という映画があったが、本作はそのリメイク版である。そもそも『ポンペイ最後の日』は、西暦79年、ヴェスヴィオ火山の大噴火により火山灰に埋もれて消滅したローマ帝国の街ポンペイを舞台にした、初代リットン男爵ことエドワード・ブルワー=リットンの小説が原作であり何度も映画化されているようだ。本作もその一環ではあるが、ストーリーはかなりアレンジされているようである。ことにラストシーンが現実的な締めになっている。
さて本作のネットでの評価はあまり芳しくないのだが、終盤の火山噴火と逃げ惑う人々のシーンは、まさに大スペクタクルそのもので絶賛に値するだろう。ただキャストにいま一つの物足りなさを感じたのは否めない。つまり主人公やヒロイン、悪役たちの全てが小粒で迫力感が湧かなかったのである。また悪役の議員がターミネーターのように不死身で強すぎたのが、かなり納得できなかったね。ただいずれにせよ、ネットの酷評ほど酷い映画ではなく、私的にはまずまず楽しめたとだけは言っておこう。
評:蔵研人
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