ピエロがお前を嘲笑う
★★★☆
製作:2014年 ドイツ 上映時間:106分 監督:バラン・ボー・オダー
大胆不敵なハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われている天才ハッカーのベンヤミンが警察に自首し、その手口の全てを告白する。本作はその告白部分が約95%というユニークな構成である。珍しいドイツ製のサイバースリラー映画で、全編に仕掛けられたトリックが話題を呼び、ドイツ・アカデミー賞6部門にノミネートされたほか世界各地の映画祭でも支持されたようだ。
あまりあらすじに触れ過ぎると、ネタバレになるので省略したいが、テーマがテーマだけにじっくり観ていないとよく分からなくなりそうだし、ある意味で前半は退屈かもしれない。だが後半になるとだんだん引き込まれてゆくはずである。そして終盤にどんでん返しが待っているのだが、さらにラストに再度どんでん返しが待ち構えているという、なかなか用意周到で凝りに凝った脚本であった。ただ無理やりという感も若干無きにしも非ず……かな。
評:蔵研人
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