バットマン フォーエヴァー
★★★
製作:1995年 米国 上映時間:119分 監督:ジョエル・シューマカー
スパーヒーローであるバットマンが登場する映画は、正確にはこれまでに20作品もあるのだが、記憶に刻まれ始めたのは1989年に公開されたティム・バートン監督、マイケル・キートン主演の『バットマン』からであろう。
その後クリストファー・ノーラン監督の描いた『バットマン ビギンズ』からは、かなりダーク色の濃い作品にイメージチェンジされていゆく。さらに『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』をきっかけに、他のアメコミヒーローとの共演というパターンに染まってゆくのである。
そんな過去の作品群の中で、唯一見逃していたのが、本作の『バットマン フォーエヴァー』だったのだが、今更感もありそのまま放っておいた。ただ最近本作がTV放映されたので喜んで観賞した訳である。
ストーリー的には、ロビン誕生の経緯を盛り込んではいるものの、特に目新しい展開は見られない。ただキャスト陣が豪華なのだ。ニコール・キッドマンをはじめ、敵役を演じたジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズの怪演が本作を盛り上げていた。
逆に言うと、主役のバットマンを演じたヴァル・キルマーはイケメンなのだが、この敵役に食われて何となくぱっとしないのだ。そんな評価を得たためか、彼のバットマンは本作限りとなってしまったのである。
評:蔵研人
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