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2023年6月24日 (土)

ギフト

★★★
製作:2001年 米国 上映時間:111分 監督:サム・ライミ

 ケイト・ブランシェットが演じる占い師アニーの物語。彼女は生まれながら人の運命を見通す超能力を身に着けている。それで夫が亡くなった後、その超能力を使ってカード占いで生計を立て、三人の子供たちを育てながら細々と暮らしていた。
 ある日、彼女の息子の教師であるウェインの婚約者ジェシカが行方不明になる事件が起こる。そして保安官が不思議な霊感を持つアニーに協力を請うてくる。彼女は気が進まないまま、その能力を使って事件を解き明かしていくのだが……。

 まさにケイト・ブランシェットの独り舞台と言った感覚である。『マトリックス』のキアヌ・リーヴスも共演しているのだが、ちょい役の悪役でしかないというもったいない使い方。ストーリーもありきたりで、途中から犯人がすぐ想像できてしまった。また超能力と言っても、夢見が良くないと言った感覚なのだ。
 サイコスリラー・裁判・ミステリー・ファンタジーと様々な要素がちりばめられているものの、中途半端な感も否めない。だからと言ってつまらない映画でも、駄作でもないのだが……。何と言ってもケイト・ブランシェットの魅力と演技力に支えられた映画だと言っても過言ではないだろう。

 
評:蔵研人

 

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