夏ノ日、君ノ声
★★☆
製作:2015年 日本 上映時間:94分 監督:神村友征
登場人物を演じたのは、全員知らない俳優ばかりだ。初々しくてそれなりに頑張っているのだが、残念ながら、やはり低予算のB級映画という感覚は否めない。主人公の哲夫と幼馴染のユカに関しては、高校時代と大人時代では異なるキャストが演じているのだが、それにしても全く別の人物にしか見えず、過去と現在が絡み合わないのだ。
本作の構成は、出だしとラストは大人時代なのだが、それ以外はずっと高校時代のラブストーリーで紡がれている。ただし哲夫の恋愛相手は、幼馴染のユカではなく、病院で知り合った難病を患う舞子という少女なのであった。結局のところ、新鮮味のないよくある「難病ラブストーリー」なのだ。
そもそも難病ものは食傷気味であるが、それに加えて演出はいまひとつだし、脚本のレベルも中・高生向き程度なので心に響いてくるものが無い。救われたのは唯一映像の美しさだけかもしれないね。
評:蔵研人
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