ロマンスドール
★★★☆
製作:2019年 日本 上映時間:123分 監督:タナダユキ
タイトルの『ロマンスドール』とはラブドール、もっと分かり易く言えばダッチワイフのことである。
これまでダッチワイフを主人公にした『空気人形』という映画はあったが、この人形を創る業界を描いた映画は、おそらく初めてではないだろうか。
主演は高橋一生と蒼井優で、きたろう、渡辺えり、ピエール瀧が脇を固めるラブストーリーである。ただ高橋一生がラブドール職人であることを隠したまま、蒼井優に一目惚れして結婚するという展開が面白いのだ。
またこのアダルトめいた作品の監督が女性であることも珍しい。でも女性監督でなければ、妻そっくりのラブドールを造って売るという脚本にアレルギー反応を起こしたかもしれない。これは商売のためではなく「ひとつの愛の形」だと考えられるからである。
それにしてもこの作品で蒼井優が背中ヌードしか見せないのは納得できない。海外ではどんな大女優でも脱ぐときは脱ぐ、脱ぐのが嫌ならこんな映画に出演しなければ良いのだ。
ちなみに前述の『空気人形』では、あのペ・ドゥナが全裸を晒して、一生懸命日本語で演技していたではないか。その大熱演を見て除き趣味ではなく、熱いものがこみあげてきたものである。だからいつも背中ヌードだけの蒼井優には失望してしまった。
評:蔵研人
下記のバナーをクリックしてもらえば嬉しいです(^^♪↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
コメント