ファイト・クラブ
★★★☆
製作:1999年 日本 上映時間:139分 監督:デビッド・フィンチャー
経済的には恵まれているものの、不眠と心の問題を抱えるジャックは、機内で自分と正反対の男タイラーと知り合い親しくなる。ところがふとしたはずみからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、数多くの見物人が集まってくるのだった。
その後酒場の地下で、ファイト・クラブというボクシングの秘密集会を開くことになるのだが、スリルを求める大勢の男たちが参加してくる。そしてクラブはだんだん肥大化し、恐るべきテロ集団へと変貌していくのだった。
性格破綻者のジャックを演じるのはエドワード・ノートンで、凶暴性に満ちているタイラーがブラッド・ピット。二人ともはまり役で、ノートンの演技力とピットの存在感が巧みに絡み合っている。それにしても、だんだんヒートアップしてゆくストーリーには、次第に狂気が漂い始めてきて、現実なのか夢なのかよく分からなくなってしまう。ただすべての謎を解く鍵は、マーラという怪しい女が握っているのだった。
そんなこともあり、公開当時はその内容から賛否両論を呼び、6300万ドルもの製作費を費やした割には、興行収入は余り良くなかったようだ。ところがDVD発売後から急に人気が沸きはじめ、現在は「カルト的名作」と評価されているようである。
評:蔵研人
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