15年後のラブソング
★★★
製作:2018年 米国・英国 上映時間:97分 監督:ジェシー・ペレッツ
伝説的ロック・シンガーのタッカー・クロウを崇拝する恋人ダンカンとの長い同棲生活に疑問を感じているアーニー。オタクのダンカンは、いつも強引な自説を押し付けてくるし、子供嫌いで子は創らない主義者だ。
そんなある日、アーニーに一通のメールが届くのだが、なんとその発信者はタッカー・クロウその人であった。またその頃ダンカンは後輩の女性と浮気してしまう。そんなことが重なって、イギリスの港町サンドクリフとアメリカ・ニュージャージー州の田舎町で、彼らの奇妙な三角関係が始まるのである。
ラブコメという触れ込みであるが、コメディー味はだいぶ抑えられていて、ダンカンがその多くを引き受けていたような気がする。従って彼が主人公では役不足だなと感じていたら、やはりイーサン・ホーク演ずるところのタッカー・クロウが主役だった。もちろんヒロインはアーニーを演じたローズ・バーンである。
ラブストーリーとしては薄味で、過激なラブシーンもなく特に大きな盛り上がりもなく、気の抜けたサイダーのような感があったね。また邦題が暗示している無駄な15年は、それほど強烈に描かれていないが、もしかするとこの監督自身の本音なのかな。
評:蔵研人
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