仮面病棟
★★★
製作:2020年 日本 上映時間:114分 監督:木村ひさし
タイトルとポスターから、なんとなくホラーなのかと思っていたら、TVドラマ風のミステリーサスペンス映画であった。また原作は現役医師作家の知念実希人氏の大ベストセラー小説だという。どおりで医療関係に詳しい筋書に納得。
速水医師(坂口健太郎)は、先輩の紹介で一日だけの当直医として、元精神科病院だった田所病院に出向く。看護師にほとんどなにも仕事はないと言われ、宿直室でウトウトしていると、突然内線電話が鳴って至急一階に来るよう告げられる。急いで一階に下りてゆくと、そこにはピエロの仮面を被った凶悪犯と傷を負った女子大生の瞳(永野芽郁)が待っていた。
舞台はこの田所病院が中心で、ほとんどのシーンが迷路のような病院の中を行ったり来たり。64人の入院患者はいるのだが、たまに大声を上げるおばちゃん以外は、ほぼ全員が眠っているだけ。結局病院の中で動いている俳優は、犯人を含めた6人だけという低予算映画である。
さて永野芽郁は何のために登場しているのか、またメイクがド派手で全く似合わないなと思っていたら、終盤にその理由が分かった。でもかなり無理な設定のような気がしたのは、決して私だけではないはずである。また坂口健太郎は何をやっても、坂口健太郎しか演じられないね。まあそこが好きだと言う人には逆らわないけどね。
評:蔵研人
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