君は月夜に光り輝く
★★★☆
製作:2019年 日本 上映時間:101分 監督:月川翔
難病ラブストーリーは食傷気味で余り触手が動かなかったのだが、永野芽郁ちゃんの明るい笑顔のポスターに釣られて観るはめになってしまった。原作は第23回電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜のライトノベルで、高校生が主人公のプラトニックラブ。だから大人にはいま一つ物足りないかもしれない。だが誰にでもある青春の1頁だと思えば、きっとラストには涙で頬を濡らしてしまうだろう。
ヒロインは月の光を浴びると体が淡く光る発光病と呼ばれる不治の病に侵されて、ずっと病院でモルモットのような暮らしを強いられている。そこに見舞いにやってきた同級生男子と恋に陥ってしまうのだが…。それにしても「発光病」と呼ばれる難病は本当に存在するのだろうか。
発光病は現実には実在しない病気で、作者の空想のたまものらしい。ただエビが感染する病気に発光病のような症状の病気があるという。いずれにせよヒロインが病院の屋上で、月の光を浴びて発光するシーンは最大の見せ場である。
このロマンチックな病気と永野芽郁の明るい性格のためか、難病ラブストーリーにありがちな暗いイメージが全くないところが嬉しかった。欲を言えば映像を超美麗に仕上げて、音楽をもっとロマンチックなものに差し替えれば文句はなかったのだが…。
評:蔵研人
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