ザ・ボーイ ~人形少年の館~
★★★☆
製作:2016年 米国 上映時間:97分 監督:ウィリアム・ブレント・ベル
城のようなクラシカルで立派なお屋敷に住む老夫婦に雇われたグレタ。彼女の仕事は老夫婦の息子である8歳の少年・ブラームスの子守だった。ところがそのブラームスとは、写真そっくりで等身大の人形ではないか。
老婦人は少し狂気じみていて、人形をまるで本物の息子のように可愛がっている。夫のほうは諦めたような眼差しで妻の仕草を観ているが、特に反論もせず妻の言いなりになっている。だが二人とも冷静であり、かなり高額の報酬を支払ってくれるのだ。またグレタがこんな寂しい場所で仕事をする気になったのは、暴力夫から逃れるために、夫に知られない場所で資金稼ぎをするためだった…。
それにしても、たかが子守にどうしてあんな高額の報酬を払うのだろうか。またなぜ老夫婦は二人きりで旅立ってしまったのだろうか。そしてグレタの靴や洋服が消えてしまったり、人形の座っている位置が変わってしまうのはなぜだろうか。
まさか『チャイルド・プレイ』のチャッキーじゃあるまいし、人形が生きているという訳でもあるまい。あるいはあの便利屋のマルコムの仕業かな。…と思わせておいて、実は「あれ」だったりして、となんとなく見当がついてくる。そしてやっぱりその通りだった。ははは。なんだなんだ13日の金曜日じゃないの。
とは言いつつも、最近おバカなホラーばかり観ているためか、まあストーリーもしっかりしているし、そこそこ楽しめるホラーかなという感じではある。なぜ「あれ」はそうなっちゃったのか、とかもっといろいろ言いたいことはある。だけとそれを言ってしまっては、完全ネタバレになっちゃうので、残念だが秘密のままにしておこうか。
評:蔵研人
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