ジェイコブス・ラダー 新作
★★☆
製作:2019年 米国 上映時間:89分 監督:デヴィッド・M・ローゼンタール
評価が高かったので鑑賞したのだが、どうもよく分からないまま推移し、大した高揚感も味わえないままエンディングになってしまった。そこで後でもう一度調べたら、評価の高かったのは1990年に製作されたエイドリアン・ライン監督の作品であり、なんと本作はそのリメイク版だったのである。
ストーリーは、死んだはずの兄が生きていることを知った主人公が、だんだん悪夢を見るようになり、しまいには人生が崩壊してしまうという話である。いずれにせよ、次から次へと幻覚映像が映し出されるため、どれが現実なのか幻覚なのかよく分からなくなってしまう。
そしてさんざん引っ掻き回しておいて、あの結末はないだろう。あれではそれまで観てきたのは一体何だったのか。これは夢落ちと同じで反則ではないだろうか。それでも面白ければ許せるのだが、本作にはその味わいさえも感じられなかったのが残念である。
では評価の高いオリジナルはどうだったのだろうか。こちらもよくよく調べたら、だいぶ以前に鑑賞済だったのだが完璧に失念していた。つまりそれほど印象的ではなく、本作ほどではないものの、たいして面白くなかった感想文を記しているのだ。これらを知っていれば、たぶん本作は観なかったのにね…。またまた時間の無駄遣いをしてしまったようである。
評:蔵研人
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