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2021年9月20日 (月)

スペシャルアクターズ

★★★
製作:2019年 日本 上映時間:109分 監督:上田慎一郎

 『カメラを止めるな!』でインディーズ映画として空前のヒットを記録した上田慎一郎監督の劇場長編映画第2弾だ。従ってこの映画を観たほとんどの人たちか前作を上回る面白い作品を期待して劇場に足を運んだはずである。
 なるほど上映が始まるとすぐに上田監督の臭いを嗅がされたのではないだろうか。またも超低予算、そして超無名のキャストに学芸会レベルの演技力。確かにそれは継承されているのだが、だからそれで良いということではない。

 ただ今回は少なくとも大松竹の配給になっているのだから、もう少し予算をかけても良かったのではないだろうか。確かに第一作同様終盤にどんでん返しが用意されていたが、余りにも単純などんでん返しに思わず「あれっ?」と声をあげてしまった。この声は驚きの声と言うよりも疑問の声と言ってもよいかもしれない。

 そもそも私は第一作目の『カメラを止めるな!』自体も、なぜあれほどの熱狂的フィーバー現象が勃発したのか疑問符を投げかけた人なのだ。そしてそれをコミカルタッチの種明かし映画と評したものである。
 本作の場合は「種明かし」ではなく、二重どんでん返しと定義したほうがよいだろう。ただ映画の創り方自体は全く前作と同じ穴のムジナであった。これは監督だけに責任があるとは言い難い、配給した天下の松竹にも問題があったのではないだろうか。前作の『カメラを止めるな!』が僅か300万円の製作費で大ヒットしたのは運も含めた奇跡であり、柳の下に何匹も泥鰌が泳いでいるはずがないよね。


評:蔵研人

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