四月の永い夢
★★★
製作:2017年 日本 上映時間:93分 監督:中川龍太郎
第39回モスクワ国際映画祭でW受賞した作品、というのが売りのちょっとマイナーな邦画である。映像は美しいのだが、脚本に難がある。低予算なのでキャストが少ないのは仕方ないのだが、特に大きな盛り上がりもないまま、ヒロインが淡々と過去を引きずる状況ばかりが描かれていて退屈だ。
そのうえその原因がハッキリしないままで終演という、文学的かつ哲学的なモヤモヤ感を漂わせた観客無視の作品のような気がした。決して悪い映画ではないのだが、全く感情移入できない淋しい作品である。
評:蔵研人
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