マリーゴールド・ホテルで会いましょう
★★★☆
製作:2011年 英国、米国 上映時間:124分 監督:ジョン・マッデン
「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を」という宣伝文句に魅力を感じ、英国からインドに移住してきた訳ありのシニア世代の男女7人。ところがこのホテルは、まだリフォームも終わっていないオンボロホテルであった。
不潔で言葉が通じない、毎日刺激の強いカレー料理にうんざりと、初めのうちは半分のメンバーが不満を訴えていたのだが、何日も暮らすうちにだんだんインドにも慣れてくる。ただし一人だけを除いて・・・。
またこのホテルを経営するのは、インド人の若者なのだが、赤字続きで母親にホテルの売却を迫られた上に、恋人との結婚も許してもらえない。実はこの作品は、このインド青年と移住してきた英国人7人の葛藤を描いた群像劇なのである。
この映画で描かれているインドが全てではないだろうが、それなりにインドの風物が描かれているようで勉強になった。ただ余りにも多くのストーリーを詰め込みすぎた影響で、話が単調で今ひとつ深い味付けを感じられなかった。個人的にはインドがどうのこうのではなく、老後になって文化も生活レベルも全く違う国に移住する気は100%あり得ないけどね・・・。
評:蔵研人
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