天使のいる図書館
★★★☆
製作:2017年 日本 上映時間:108分 監督:ウエダアツシ
美しい風景に囲まれた奈良県葛城地域の図書館が舞台である。大卒の新人女性司書・吉井さくらがこの図書館に赴任するところから始まる。彼女は自転車で通える場所にある神社宮司の娘であるが、論理的に説明できない神の存在には否定的。また計算および記憶力は抜群で、コンピューター並みの知識を持っているのだが、人との対話が苦手で相手の望むことが理解出来ない。であるから、司書のくせに小説は一切読んだことがなく、読むのは地図や辞書などの情報やデーターばかりなのだった。
そんなある日、図書館で思案に暮れている芦高礼子と名乗る老婦人から、1枚の古い写真を見せられる。礼子がその写真の撮影場所へ行くことを望んでいると思い込んださくらは、そこへ礼子を連れて行くことにする。すると次回に別の写真を手渡され、またその場所に案内することになるのだが・・・。
数年前に亡くなった祖母のイメージと礼子が重なり、礼子に必要以上の親切を繰り返すさくらだったが、ある日急に礼子が姿を見せなくなってしまう。
なかなか素敵な図書館である。この図書館は葛城市の北部、奈良県北葛城郡にある「広陵町立図書館」だという。羨ましいくらい広くて美しい図書館である。まさにタイトルの「天使のいる図書館」が相応しいね。
そしてストーリーもそこそこ楽しかったのだが、あの極端なロボット喋りは不要かも、それから例え客に対する親切でも、勤務中に外出してはいけないぞ。
評:蔵研人
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