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2021年5月 8日 (土)

28日後...

★★★☆

製作:2002年 英国 上映時間:114分 監督:ダニー・ボイル

 ゾンビ映画と言うより英国版『バイオハザード』と言った方が分かりやすいかもしれない。あるいは、走るゾンビ映画と言うべきであろうか。荒廃し人っ子1人いないロンドンは、どのように撮影したのであろうか。
 まだCG全盛の時代ではないし、朝早くなるべく人がいない時間を狙ったのだろうか。或いはそれにCGとセットを組み合わせたのかもしれない。いずれにせよ、このロンドンの荒廃した風景が一番印象的で、この映画の肝とも言えるだろう。

 ゾンビと戦うシーンはそれほどないのだが、主人公達があれほどゾンビの返り血を浴びても感染しないのは納得できないね。あの親父さんは、ゾンビの血が目に入っただけですぐ感染したのに、そのあたりのバランスが良くないね。
 また序盤はなかなか期待感の持てる幕開けだったのに、だんだんつまらなくなり、最後は人間同士の戦いに落ち着いてしまう。ゾンビより人間のほうが怖いというメッセージなのかもしれない。だが生きるか死ぬかの時に人間同士で、殺し合ったりレイプしたくなるのだろうか。これで私の心は冷めてしまったが、殺し合いが終わるとすぐに訪れたエンディングにもやや疑問。


評:蔵研人

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