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2021年3月14日 (日)

ダリダ あまい囁き

★★★
製作:2017年 フランス 上映時間:127分 監督:リサ・アズエロス

 1950年代~1980年代にかけて活躍したフランスの国民的歌手の半世紀を描いた映画である。晩年はうつ病に苦しみ、1987年5月2日に二度目の自殺を図り、翌日54歳の若さで死亡した。

 日本でいえば『美空ひばり物語』といったところであろうか。それでも女性監督によるフランス映画なのでおしゃれ感が漂う。きっと有閑マダムの集まる「渋谷文化村ル・シネマ」に相応しい作品だと想像しながらDVDを観ていた。ところが後で調べたら、なんと過去にル・シネマで上映されているというのだ。納得。である。
 
 さて心地よい歌が何曲も流れてくるのは嬉しいし楽しいのだが、知っている曲は僅か2~3曲。そこが日本人の悲しいところである。またストーリーがおおまかで、ダリダの事実関係を追いかけているだけなので、余り深みを感じず共感も得られなかった。ただただ彼女は男好きで、とっかえひっかえいつも周りに恋人がひっついていないと淋しくて死にそうだ、というイメージしか残らなかったのが非常に残念である。

 サブタイトルの「あまい囁き」とは、あのアラン・ドロンとのデュエット曲であり、彼との浮いた噂もあったのだが、なぜか映画の中では、ドロンと接するシーンは一度も無かった。ダリダを演じたのはイタリア女優のスベバ・アルビティで、ダリダに似せるため鼻や歯を整形したらしい。その努力は認めたいが、あれだけ濡れ場があっても、ほとんどヌードを披露しなかったのは、女優魂の欠如だろうか。


評:蔵研人

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