羊と鋼の森
★★★★
製作:2017年 日本 上映時間:134分 監督:橋本光二郎
原作は第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説である。ピアノの調律師をめざす青年・外村直樹(山崎賢人)が、様々な経験を積み挫折しながらも、調律師として少しずつ成長してゆく姿を描いてゆくお話。
何と言っても、圧巻の映像美にうっとりしてしまうだろう。そして詩的なストーリーと、美しいピアノ演奏に魅了されてしまうはずである。
また登場人物は少ないものの、先輩調律師役を演じた三浦友和、光石研、鈴木亮平がなかなか良い味を醸し出していた。ことに直樹の教育係を引き受けた鈴木亮平の、じっくりした演技には好感が持てた。
それにしても、ピンとこないタイトルである。その意味はたぶん次のような解釈であろう。
●羊はピアノの弦をたたくハンマーの羊毛フェルト
●鋼はピアノの弦
●森はピアノの主な材料である木材
地味な映画ではあるが、久しぶりに心が洗われる映画に出会った気がする。
評:蔵研人
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