ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
★★★☆
製作:2019年 米国 上映時間:125分 監督:ジョナサン・レヴィン
タイトルのロングショット(LONG SHOT)を直訳すると、 写真・映画などの遠写し、ゴルフの遠距離打、または大胆な企てや、勝ち目のない大穴ということになる。つまり本作では、サブタイトルの『僕と彼女のありえない恋』が、それを言い当てている。
米国国務長官で次期大統領候補の美女シャーロット(シャーリーズ・セロン)が選んだ恋人は、なんと失業中でむさ苦しい風貌のジャーナリストであるフレッド(セス・ローゲン)だった。それは誰が見ても不釣り合いな美女と野獣と言えよう。とにかくシャーリーズ・セロンの美しさと演技力の光る作品と言えるだろう。
本作はラブコメ仕立てなのだが、へなちょこ大統領やいやらしい資本家に牛耳られる米国の政治に対する皮肉をたっぷり練り込んである。そしてラストはアメリカ風のハッピーエンドでスッキリするのだが、なにせ下ネタが多過ぎるのだ。下ネタはこの監督の好みなのだろうか、ただそのために作品自体の底が浅く感じてられてしまうところが無念である。
評:蔵研人
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