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2020年11月27日 (金)

夕陽のあと

★★★☆

製作:2019年 日本 上映時間:133分 監督:越川道夫

 鹿児島県に所属する長島を舞台にしたヒューマンドラマである。長島町の町おこし映画ということで、地元の人々が大勢参加しているし、映像や会話はなんとなくドキュメンタリー風であった。ことに会話の部分が聞き取りにくかったのがちょっと辛かったね。

 1年前に佐藤茜(貫地谷しほり)という謎めいた女性が、突然都会からやってきて、長島町の港食堂で働いているのだが…。最近になって急に7歳になる豊和に近づきはじめる。
 実は豊和は都会で赤子の時に捨てられて、島でブリの養殖業を営む夫婦の里子に出されていたのである。もちろん豊和はそのことは知らず、島の子供として平和に暮らしていた。
 
 またどんなルートで豊和を探し当てたのかは不明なのだが、茜こそ豊和を探し求めて島に渡った実母なのであった。そして少しずつ豊和と接しているうちに、だんだん豊和を手元に置きたくなってしまうのである。
 それを知った里親の五月は怒り狂って、身勝手な茜に宣戦布告をすることになる。このあたりから本作は、急にドキュメンタリータッチからちょっぴりミステリアスなホームドラマ風味に変身してしまうのである。

 結局テーマは、生みの親か育ての親かということなのだが、法的には生みの親の権利のほうが強いらしい。だが結局のところ、どちらも親たちのエゴであり、子供自身の幸せについては無視されている雰囲気が漂う。…とは言いながらも、ラストは現実的な選択で締めくくられている。まあそれしかないよね。

評:蔵研人

 

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