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2020年7月27日 (月)

10クローバーフィールド・レーン

★★★☆
製作:2016年 米国 上映時間:103分 監督:ダン・トラクテンバーグ

 家出して夜の田舎町を運転中に、スマホに気を取られるミシェル。そして何者かに追突され車が横転し、そのまま意識不明になってしまう。
 気が付くと地下牢のような場所で半裸にされ、点滴を打たれているミシェル。そして太腿に巻かれた革ベルトのようなものと手錠で、壁に繋がれているのだった。やっと意識を取り戻したミシェルがもがくのだが、どうにもならない。するとそのとき扉の鍵が開き、気味の悪い太った中年男が入って来るのだった。

 そこは地下シェルターで、外はエイリアンに侵略されて、誰も生きている者はいないと言う。また放射能で外気は汚れているため、数年間は外に出ることも出来ないのでここに居ろと言われる。嘘くさい話だが、もう一人監禁状態の男に、それは真実だと説得されるが、気分が悪くなるばかりで信じられないのだ。

 それにしても、主役のミシェルという女性は、どうしても中年男を好意を持てず信じられないようだ。この中年男はルールさえ守っていれば、乱暴もしないし思いやりもあるし、嘘ばかりついている訳でもない。それに地下シェルターには、食べ物も娯楽もあるのだが・・・。なぜ何度も危険を冒すのだろうか。どうも彼女は、この中年男にアレルギー感を抱いてしまうようである。

 登場人物は3人+1人+1匹と言えば良いのだろうか。あの『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編だと思っていたら、どうも趣が異なるようだ。ただ圧倒的なパワーを駆使する謎の生物が地球を襲い、人類を破滅へと導くという世界観だけが、前作と共鳴しているように感じるのである。
 
 ところが、少なくとも序盤から終盤まで、ずっと前述の監禁劇が延々と続いて行き、まさにC級ホラー映画そのものなのだ。この状態からやっと逃れたラスト15分前から、突如『クローバーフィールド/HAKAISHA』の世界とリンクしてゆくのである。そしてミシェルが、なんと「リプリー」に変身だぁー。
 それにしても、サイコパス、猟奇趣味、SF、怪獣などがごちゃ混ぜになった怪作であり、評価者泣かせの作品である。しかしながら、ワクワクドキドキ、謎の解明と、最後まで興味深く観ることが出来たのは拾い物かもしれないね。

評:蔵研人

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