U.M.A レイク・プラシッド
★★☆
製作:1999年 米国 上映時間:82分 監督:スティーヴ・マイナー
U.M.Aとは未確認動物のことだが、本作に登場するのはU.M.Aでもモンスターでもない。残念ながら、単に体長10メートルの巨大ワニである。ただ本作が創られてから、ワニパニック映画が目白押しとなったようだ。従ってワニパニック映画の元祖と言っても良いかもしれない。
メイン州の湖で、ダイバーが謎の生物によって下半身を食いちぎられる事件が発生する。その遺体からは爬虫類の巨大な歯が発見された。それでニューヨークの博物館から、女性研究者ケリーが派遣され、密猟監視員のジャック、地元の保安官ハンク、ワニ愛好家で大富豪のヘクターらと共に調査を行うというお話である。
U.M.Aらしきものは、なかなか正体を現さない。だが後半にやっと登場したかと思えば、なあーんだ「ただのバカでかいワニ」ではないか。このあたりで現実的な展開になり、少しずつ興味を失い始めてしまった。あとはどうやってこいつを退治するのか、ということだけである。
それにしても、爬虫類の歯を見た時点でケリーの役割は終えているのに、キャーキャー騒ぎながらも、探検隊に参加する必然性が全く見つからない。単に色を添えただけなのだろうか・・・。
またワニ愛好家と言う割には、全く役立たずで邪魔ばかりしているヘクターにもイライラが募る。ワニのクオリティーはまずまずだったし、B級映画も嫌いではないのだが、なにか物足りない気分のままエンディングを迎えてしまった。
評:蔵研人
下記のバナーをクリックしてもらえば嬉しいです(^^♪↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ゴジラ-1.0(2023.11.28)
- ファイナル・スコア(2023.11.16)
- オルカ(2023.10.31)
- ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2023.10.22)
- エデンの東(2023.10.14)
コメント