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2019年9月12日 (木)

運び屋

★★★★

製作:2018年 米国 上映時間:116分 監督:クリント・イーストウッド
 
 『グラン・トリノ』以来、約10年振りにクリント・イーストウッドが主演・監督を兼ねた作品である。クリント・イーストウッドは今年89歳になったが、実話をベースにした本作では、麻薬を運ぶ90歳の老人になり切って頑張っている。

 園芸家として名を馳せていた頃のアールは、仕事に没頭するあまり家族を顧みず、その代償として家族に見放されてしまう。そのうえ今はネット販売の時代となり、農園は廃業に追い込まれて経済的にも破綻して孤独な生活を送っていた。
 そんなある日、孫娘のブランチパーティーに出席するのだが、疎遠になっていた娘に追い払われてしまう。がっかりしたアールが帰ろうとすると、一人の男が声をかけて来るのだった。

 男はアールが、アメリカのほとんどの州を車で走っており、無事故、無違反という優良なドライバーであることに注目し、「あんたにピッタリの仕事がある」と、連絡先のメモをアールに渡すのである。見知らぬ男の話を余り信用していなかったアールだが、孤独で何もやることもない彼は、指定されたタイヤ工場に行くことになる。

 シャッターの中にあるタイヤ工場には、数名の怪しげなメキシコ人男性が待っていて、アールに指定された荷物をモーテルへ運ぶ事を指示するのだった。条件はたったひとつ、「決して中の荷物は覗かない事」だ。そしててアールは、言われた通りに指定されたモーテルへ荷物を運び、大金を手に入れることになるのであった。
 一回だけのつもりで引き受けた仕事だったが、その大金を孫娘の結婚パーティー費用に使うことによって家族の信頼を取り戻したアールは、味を占めてさらに2回、3回、4回と麻薬の運び屋を続けることになってしまう。

 90歳を間近にして、クリント・イーストウッドいまだ健在であり、彼の創る映画はほとんど外れがない。そしてストーリーは単調なのだが、とても分かり易くて面白いのだ。またバックで流れる懐かしい音楽が楽しいね。まさに良品のオールドシネマという味がするではないか。絶対に観て損のない映画である。

評:蔵研人

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