アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
★★★☆
製作:2017年 米国 上映時間:120分 監督:クレイグ・ギレスピー
この映画のチラシには、スケート靴を履いて大股開きをして、ふてくさくれた表情をしている金髪女性が写っている。そうこのチラシこそが、この映画の全てを語っているのだ。
そしてなんとこれは実話であり、実在の人物も頻繁に登場するのである。そして俳優たちはメーキャプの技術もあるのか、気味が悪いくらいまるでそっくりさんばかりなのだ。
アメリカ人の女子フィギュアスケート選手として、初めてトリプルアクセルに成功し、1992年アルベールビル、94年リレハンメルと2度の冬季五輪にも出場したトーニャ・ハーディングを知っているだろうか。一般的にフィギュアスケートの一流選手として活躍するにはかなりの費用がかかる。だが本作の主人公トーニャは、貧しい家庭に生まれたが、努力と才能により全米のトップ選手へ上り詰めたのである。
しかしながら元夫のジェフ・ギルーリーが、トーニャのライバル選手を襲撃して負傷させた「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を引き起こしたことから、彼女のスケーター人生の転落がはじまってしまう。この映画はそんな彼女の怒涛の半生を描いているのだ。
それにしてもラストに映し出された実物のトーニァの演技は、約30年後の今見ても素晴らしい。あのスピードと躍動感、そしてジャンプの高さは現代でも見劣りしない凄さを感じてしまった。
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