パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け
★★★
製作:2018年 ロシア 上映時間:116分 監督:セルゲイ・モクリツキー
単に『パーフェクトワールド』で検索すると、ケビン・コスナーの作品とか岩田剛典の邦画、その原作である有賀リエのマンガが引っかかってくるのだが、本作はなかなか見つからない。そこで『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』で検索するとやっと引っかかるという、余り名の売れていないロシアのSF映画なのである。
原題は『CHERNOVIK/A ROUGH DRAFT』と言うことだが、はっきりした意味は分からないが、直訳すると『ラフな草案』というような意味のようである。邦題は意味不明だが、主人公がパラレルワールドに迷い込んでしまうため、こんないい加減なタイトルを付けたのかもしれない。
若くて才能に満ちたキリルは、高給を手に出来る仕事と美しい恋人を手に入れて、優雅な人生を楽しんでいた。ところがある日、自宅に帰ると、見知らぬ女性が住み付いていて、ここは自分の家だと主張するのだった。そしてキリルはその日を境にして、自分を知る人が誰もいないパラレルワールドに迷い込んでしまうのである。
こんな感じでストーリーが流れてゆくのだが、いろいろと奇妙な展開が続く割には、ストーリーにのめり込めず退屈感に襲われてしまう、という摩訶不思議な作品なのだ。2018年に創られたのだが、なんとなく一昔前のSF映画という感が否めないし、結末も曖昧なままで終わってしまった。邦題にも騙されたようで、ちょっと不満の残る作品かもしれない。
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