トレイン・ミッション
★★★☆
製作:2018年 米国、英国 上映時間:105分 監督:ジャウマ・コレット=セラ
全編を通してほとんどが通勤列車の中の出来事で占められている。それで原題は『THE COMMUTER』(通勤者?)ということなのだが、ミステリーとアクションが強調されているため、邦題のほうがぴったりしているかもしれない。
家族思いのマイケル(リーアム・ニーソン)は、警官を辞めて保険会社に転職して10年が経ち60歳を迎えてしまった。ところが急に上司に呼ばれて解雇されてしまうのである。
住宅ローンは残っているし、息子は学費の高い大学に入学したばかり、一体これからどうすれば良いのだろうか・・・。失意のまま元同僚だった警官と軽く一杯やった後、いつもの通勤列車で帰宅するのだが、乗車直前に携帯電話を盗まれてしまう。そして車内では初対面の謎めいた女が話しかけてくるのだった。
彼女はマイケルが元警官だったことを知っており、現在お金に困っていることも承知していた。そして三つのヒントを頼りに、乗客の中から大切な荷物を持った『プリン』と言う人物を捜し出せば、10万ドルを支払うと持ち掛けてくるのだった。
はじめは冗談かと思ったのだが、マイケルが車内トイレの中で現金を受け取ってしまってしまうと、次から次へと立て続けに奇怪なことが勃発するのである。そしてここから車内でプリン探しが始まるのだが、なかなか見つからないのだ。さらに謎が謎を呼ぶような先の読めないミステリアスな展開が続き、リーアム・ニーソンお得意のアクションシーンと絡み合ってなかなか面白かった。
ただ犯人が途中で想像出来てしまい、終盤の大きなどんでん返しもないまま、無理矢理ハッピーに終結してしまうところが、やや残念だった感がある。だが列車同様ノンストップでスピード感ある展開には好感を持てるだろう。
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