ベイビー・ドライバー
★★★★
製作:2017年 米国 上映時間:113分 監督:エドガー・ライト
あの『キル・ビル』のタランティーノ感覚に、おバカ風味をブレンドしたアクション映画と言えば判り易いかもしれない。エドガー・ライト監督の作品は数本しか観ていないので確信している訳ではないが、その多くが本作のような作風のようである。
オープニングからいきなり銀行強盗と派手なカーアクションがはじまる。最近は超・ド派手なカーアクションが大流行なので、それに比べれば本作のカーアクションはやや地味かもしれない。だが映像だけの超非現実なカーアクションではなく、現実的かつ天才的な運転テクニックを魅せてくれたので画面に釘付けだった。
また主な登場人物全員が個性的で分かり易く、音楽のノリとストーリーテンポの良さにあっという間にラストまで突っ走ってしまった感がある。ことに主演のアンセル・エルゴートの、もの静かでニヒルな中にも優しさが溢れる佇まいには好感を持たざるを得ない。大失敗を演じてしまったにも拘らず、ケヴィン・スペイシー扮するボスに助けられたのもなんとなく判る気がしたね。
それからヒロインを演じたリリー・ジェームズも超可愛いな。『シンデレラ』を演じたことのある彼女は、若く見えるけどなんとアラサーなんだね。調べてみてびっくりしてしまった。さすが女優さんだね。
こうした作風の映画は賛否両論が戦うことが多いのだが、僕的には好みの作風なので同監督の他の作品をもっと鑑賞してみようと思った。いずれにせよ同監督作品を未見の人は、一度観てみないことには良いも悪いもないだろう。
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