いぬやしき
★★★★
製作:2018年 日本 上映時間:127分 監督:佐藤信介
原作のマンガは第一巻を読んだだけなので比較は難しいのだが、少なくとも主演の木梨憲武が、犬屋敷壱郎の役柄にぴったりはまり切っていたのは間違いないだろう。
それにしても、あの空中戦に関しては、とうとう邦画のVFX技術もここまで来たかと驚かされるレベルに達していたような気がする。ただなんとなく『マン・オブ・スティール』の戦闘シーンを彷彿させられたし、犬屋敷壱郎の佇まいは、『中年スーパーマン左江内氏』にそっくりだったのが気になってしまった。
ストーリー的にはストレートで分かり易く、人生物語的な流れも感じられてちょっぴり胸きゅんとなるに違いない。そして中盤までは特に中年男性の観客の心が、スカッと感に満たされるはずである。
だが佐藤健演じるところの獅子神皓が、大量無差別殺人を繰り返すシーンが続くと、せっかくのスカッと感も吹き飛んでしまった。なんとそのくだりが、伊藤英明の『悪の教典』の殺戮シーンを観ているようで、気分が悪くなってしまったのだ。
また謎のラストシーンは、続編を意図するものなのだろうか。そうでなければ、余り意味のないシーンのような気がするのだが…。まあ何だかんだ言っても、いずれにせよ、面白い映画であることは間違いないだろう。
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コメント
パピのママさんへ
コメントありがとうございます。何度かTBしたのですが、反応がなかったのでおかしいなと思っていました。理由がわかり納得しました。
私の体調が悪いのをどこで知ったのでしょうか?7キロくらい痩せましたが、現在は少し回復しています。温泉にも何度か行きましたし、外食も可能になりました。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
ケント
投稿: ケント | 2018年5月11日 (金) 10時58分
いつもTBをありがとうございます。
何故かcocologさんのブログには、TBが反映しずらいようです。何度も送ってはいるのですが、どうもすみませんです。
お体の状態がおもわしくないようで、遅くなりましたがお見舞い申し上げます。
私も慢性の持病を持っていて、最近は楽しみといったら映画くらいしかないので、旅行も近場の温泉1泊で、車で行く距離しかないですね。
投稿: パピのママ | 2018年5月 5日 (土) 00時50分