ジュリエットからの手紙
★★★★
製作:2010年 米国 上映時間:105分 監督:ゲイリー・ウィニック
米国映画なのだが、ほとんどのシーンがイタリアなのである。それもそのはず、本作はあの『ロミオとジュリエット』の舞台になったイタリア・ベローナにあるジュリエットの家の壁に、世界中の女性が貼り付けた恋愛相談の手紙がテーマになっているからである。
この手紙は全て回収され「ジュリエットの秘書」と呼ばれるボランティアの女性たちが「ジュリエットレター」と呼ばれる返信レターを書いていると言う。
本作ではたまたま婚前旅行に来ていたソフィ(アマンダ・セイフライド)が壁の奥に挟まっていた50年前の手紙を見つけて、返事を書いたことにより、なんとその返事を受け取ったクレアが、訪ねてくるところからストーリーは急展開してゆく。
彼女は、50年前にイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を現在も引き摺っており、なんとかその男性と再会出来ないものかと、はるばる孫と一緒にロンドンからやってきたのであった。
ソフィーは『ニューヨーカー』誌で働くライター志望の調査員なのだが、調査だけではなく「記事」も書きたいと言う願望をかねてより持ち続けていた。そんな目的もあって、クレアたちと一緒に50年前の男性を探す旅に伴うことになる。だが一緒に旅をしているうちに、クレアや孫のチャーリーと親しくなって行くのだった。
なかなか見つからない男性。本当にまだ生きているのか、そして二人は巡り合えるのだろうか。クレア役の老女を演じたヴァネッサ・レッドグレーヴは、まさに本物のおばあちゃんだが、品の良い清楚なイメージが漂う美形の老女である。さらにはイタリアの美しい風景と流れるような軽快な音楽。まさに女性向の映画と言えよう。
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