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2018年1月の記事

2018年1月28日 (日)

クリスティーナの好きなコト

★★★

製作:2002年 米国 上映時間:84分 監督:ロジャー・カンブル

 ヒロインのクリスティーナ(キャメロン・ディアス)は、今日も仲良し3人組の遊び友達を誘ってディスコに繰り出し、男達をからかい始めるのだが・・・。というのもヒロインが、男とは真剣につき合わない主義を貫いてきたからである。実はそれは自分自身が傷つくことを恐れている心の裏返しなのだった。
 ところが今日は、ディスコの中で偶然に遭遇して、口喧嘩をしてしまった男・ピーター(トーマス・ジェーン)に初めて心をときめかせてしまうのである。しかしクリスティーナは、意地とプライドを貫き通して、これまでの男性観を変えようとしない。
 だがどうしても心の葛藤を制御出来ずに悩んでいると、遊び友達2人に心の中を見抜かれて、無理やりかなり遠くに住んでいるピーターを訪ねて行くのだが・・・。

 このコメディーは、あの『メリーに首ったけ』に似ているのかと思い込んでレンタルしてみたのだが、余りにも男性的発想の下品な作品になり下っており、ちょっと失望してしまった。
 シリアス演技も出来て、本作製作当時は全米でも稼ぎ頭NO1だったキャメロン・ディアスが、なぜこんなおばかで、変態的露出サービスの多い映画に出たのか今でも不思議でたまらない。まあ、そういう懐の広いところが彼女の魅力なのかもしれないけどね。

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2018年1月23日 (火)

LION/ライオン ~25年目のただいま~

★★★★☆

製作:2016年 豪州 上映時間:119分 監督:ガース・デイヴィ

 貧困の幼少時にインドで迷子になり、裕福なオーストラリア人の養子となって成長した青年が、グーグルアースを頼りにインドの実家を探し出すという変わった映画である。だがこれが実話だと知って二度びっくりなのだ。
 主人公のサルーは利発で聡明な少年だが、5歳のときに兄から指示された待ち合わせ場所を移動してしまい、誤って長距離列車に乗ってしまう。また不運なことに、その列車は回送列車だったために、ノンストップで遙か遠くの町まで運ばれてしまうのである。
 さらに降り立った町の言葉が少年の話す方言とは異なっていたために、彼の話が通じず孤児となって都会を彷徨い続けることになる。挙句の果ては、擁護施設に保護されることになってしまう。暫くして、施設の仲介でタスマニアで暮らす養父母の元に引き取られ、それまで見たこともない裕福な生活を享受することになるのであった。

 25年間は養父母たちと平穏な毎日を送っていたのだが、大学の仲間たちとのパーティーで、幼い頃にインドで売っていた焼き菓子を見てしまい、幼い頃の記憶が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。それからと言うものは、毎日毎日グーグルアースでインドの地図を舐めるように調べて、自分が生まれ育った町を探すことだけに執心してしまうのである。
 そのお蔭で養父母・義理の弟・恋人ともうまくゆかなくなってしまい、パソコンにのめり込むだけの引きこもり人生が始まってしまうのだった。果たして、実家は見つかるのだろうか。そしてよく一緒に遊んだ実兄と失明している実母は、一体どのような暮らしをしているのだろうか。
 
 まず基本的なプロットや起承転結が明確であり、次々に先に対する興味を繋ぎながら紡いでゆくストーリー構成が実に見事である。そしてラストには、迷子になった自分を家族が探せなかった謎の解明を含め、その家族愛に熱い感動の涙を流さずにはいられないだろう。久し振りに本当に久しぶりに良い映画に出会うことが出来て幸せである。さすが第89回アカデミー賞にノミネートされた作品と、謳うだけの価値はあるよね。

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2018年1月18日 (木)

王様のためのホログラム

★★★☆

製作:2016年 米国 上映時間:98分 監督:トム・ティクヴァ

 大手自動車メーカーの役員を解任され、離婚して家財も手放す羽目になったアラン・クレイ(トム・ハンクス)だが、なんとかIT企業に転職することが叶った。ところが手始めの職務は、なんとサウジアラビアに出張して、国王に最新鋭のTV会議システム「3Dホログラム」を売り込むことであった。
 しかしながら、国王にはなかなか会えない。と言うよりもその部下である担当者にさえなかなか会えないのだった。また受付の女性に聞いても、全く要件を理解してもらえず、いつも担当者は急に海外出張中というような回答しかもらえない。また偶然遭遇した担当者の代理人だと言うチェコ人の女性が、国王はここ1年以上は姿を見せないと言うのである。

 またプレゼンテーション場所のテントの中は、WIFIが使えず、食事の用意もなく、挙句の果ては電気まで止まってしまう始末。そのうえアランの背中に出来た腫瘍が痛みだし、病院での検査結果が癌だと判明する。まさに八方破れの崖っぷち状況、さてこれからアランは一体どうしたらよいのだろうか。

 原作はデイブ・エガーズの人気小説らしい。また内容的にはコメディーなのだが、ドタバタ演技はほとんどなく表情やタイミングだけで自然な笑いを誘うところがトム・ハンクスの真骨頂と言えるだろう。
 しかしながら残念だが、本作はネットでの評価が極めて低い。つまり物語が淡々とし過ぎて、一体何を主張したいのかが分かり難いからかもしれない。ことに主人公の悩みが中年以降の人でないと理解出来ない部分もあるため、ネットを牛耳っている若者たちの理解を得られなかったのだろう。

 ストーリー的にはサウジの女医さんとのラブシーン以外は余り観るべきところはないのだが、サウジの自然や慣習などはかなり興味深く鑑賞することが出来た。また本作の主眼である「異なる文化、異なる価値観を持つ者が互いに理解し、共に生きて新しい時代を創る」というメッセージと、トランプ大統領の米国第一主義・排他主義の捻じれ合いという構図が面白い。さらには製造業だけではなく、最先端のIT企業さえも中国に全く太刀打ち出来ないと言う、米国の中国に対する恐怖感に時代の流れを感じてしまった。

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2018年1月13日 (土)

メッセージ

★★★★

製作:2016年 米国 上映時間:116分 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

 原作はテッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』である。この小説はだいぶ以前に購入していたのだが、いまだ読まないうちに映画のほうを先に観ることになってしまった。追っかけ早速小説のほうも読んでみたいと思う。

 ストーリーは巨大な球体型宇宙船が全世界の12か所に降り立ち、世界中が不安と混乱に陥ってしまう。人類はエイリアンたちと接触して、来訪の意図を探るのだが、お互いの言語構成に大きな違いがあり、なかなか理解することが出来ない。そしてついに業を煮やした中国がエイリアンに宣戦布告し、全世界もそれに追随しようと決断してしまうのだった。
 何日間もエイリアンたちと接触し、彼等の言語を理解しようと必死に勤めてきた言語学者のルイーズが、やっと彼等の意図を理解出来たのだが、時すでに遅しの状況である。果たしてこのまま宇宙戦争に突入してしまうのだろうか。

 前半はあのスピルバーグ監督の名作『未知との遭遇』と似たような雰囲気が堪らなく懐かしかったのだが、後半になってだんだん哲学的なムードが漂ってくる。さらにはオープニングや時折流れる娘の回想シーンとの関連が全く理解出来ず、ますます難解さを深めてゆく。だがその難解さの謎がこの映画から一瞬たりとも目を離せなくしてしまうのである。SF映画ながらあのアカデミー賞にノミネートされた理由がやっと判ったと言いたい。

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2018年1月 8日 (月)

ストリート・オブ・ファイヤー

★★★★

製作:1984年 米国 上映時間:94分 監督:ウォルター・ヒル

 この映画を観たのは30年以上昔のことであるが、派手なアクションシーンとロックのリズムが見事に融合していて度肝を抜かれたものである。最近TV放送されたので、再度鑑賞することになったのだが、今観ても全く色褪せておらず、ラストまで楽しく鑑賞することが出来た。さすが幻の名作と謳われるだけのことはある。

 ストーリーは、人気ロック歌手、エレン・エイムが地元での凱旋ライブ中に暴走族「ボンバーズ」に拉致されてしまい、それを昔の恋人トムが救出するというだけの単純なお話なのだが、抜群に面白いのはどうしてなのだろうか。もちろん主役のマイケル・パレの魅力も捨てがたいが、前述した通り、乗りの良いロックと派手な映像のコラボの力と言ってもよいかもしれない。

 また派手な銃撃戦があるものの、人が一人も死なないという珍しいアクション映画である。そしてその作風はまさに現代版の西部劇風ファンタジーとでも名付けておこうか。
 クライマックスは、ウィレム・デフォー扮するボンバーズのボスとトムの、斧を振りかざすタイマン勝負だろう。それにしてもデフォーは今も昔もあまり変わらないね。あとヒロインは人気ロック歌手エレンを演じたダイアン・レインなのだが、個人的にはトムの相棒マッコイを演じたエイミー・マディガンのほうに魅力を感じてしまった。

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2018年1月 1日 (月)

明けましておめでとうございます

2018
 なんと本ブログ『ケントのたそがれ劇場』は、いつの間にか開設以来12年も経過してしまいました。開設してから、数十ブログの皆様と相互リンクを貼り合いましたが、なんとそのほとんどが現在廃止または休止状態になっています。また私自身も年々映画を観る機会が減少し、ピーク時には年間約200本観ていたのですが、現在は年間60本に満たない本数となってしまいました。

 これは定年で外出する機会が大幅に減ったこと、昨今の映画事情がリメイクもの、マンガや特撮ものばかりに集中し、私が観たい映画の数が減少したこと、胃癌宣告を受けて映画どころではなくなったことなどが挙げられます。おそらく年配の映画ファンの方々は、私と同じような想いの中に蹲っているのではないかと推察いたす次第であります。

 そんな状況下で、本ブログの運営パワーも減退し、さらには当然の成り行きとしてアクセス数もかなり落ち込んでしまいました。だから一時はそろそろ本ブログも店じまいしようかと本気で考えたこともあります。
 しかしながら、映画そのものが嫌いになった訳でもなく、映画を観た証として『感想メモ』をブログとして整理・保管すれば良いのだと考えることにしました。もちろん本ブログを応援してくださる方には大いに感謝していますが、自分自身の覚書として今後も細々と続けてゆこうと考えている今日この頃でございます。

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