A・LI・CE
★★★
製作:1999年 日本 上映時間:85分 監督:前島健一
製作当時は画期的なフル3DCGで創られたデジタルアニメとして絶賛された作品である。またタイムトラベル系のストーリー展開ということもあり、だいぶ以前から必死にレンタルDVDを探していたのだが、絶版になっているのか、なかなか見つからなかった。
それで半分諦めながら駄目もとで、ネット中古書店に予約登録しておいたのだが・・・。登録して2年以上経過し予約していたこと自体を忘れていたとき、突然ネット書店から入荷案内のメールが送られてきたのである。と言うことで、嬉しくなって即購入してDVDプレイヤーに挿入することになったのである。
ストーリーのほうは、西暦2000年に宇宙局の招待で月面旅行に向かった女子高生の林亜利寿が、スペースシャトルの爆発事故によって西暦2030年にタイムワープしてしまい、突然何者かに襲われているところからはじまる。その未来社会は、独裁者ネロとコンピューターが支配する荒廃した世界であった。だがなんとその独裁者ネロこそ、将来結婚した亜利寿が産んだ息子だったというのである。
ここまで書けば、誰でもなんだあの『ターミネーター』の逆バージョンではないかと気が付くはずである。また基本的に膨大なスケールのバックボーン構成でなければいけないのに、登場人物の会話が貧弱だし、その数も圧倒的に少な過ぎるではないか。そのうえタイムパラドックスなどもほとんど無視しているので、タイムトラベルものとして見どころも少なかった。
さらに一番期待していた映像さえも、プレイステーション2に毛が生えた程度なのだ。もちろん製作当時に観ていれば、あっと驚くほどの映像美だったのかもしれないが、残念ながら時代の進化には勝てるわけがないか。それにしても、う~ん・・・である。ただロボットのマリアだけは、キュートで可愛いよね。
下記のバナーをクリックしてもらえば嬉しいです(^^♪↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ゴジラ-1.0(2023.11.28)
- ファイナル・スコア(2023.11.16)
- オルカ(2023.10.31)
- ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2023.10.22)
- エデンの東(2023.10.14)
コメント