ディファイアンス
★★★★
製作:2008年 米国 上映時間:136分 監督:エドワード・ズウィック
第二次世界大戦で、シンドラー同様約1200人のユダヤ人の命を救ったと言われるビエルスキ兄弟の活躍を描いた実話映画である。ただし映画化にあたってかなりの脚色が施されているようだ。
まずはビエルスキ兄弟の次男がズシュになっているが、実際は三男役のアザエルのほうが次男であるということ。さらにラストの戦車との戦闘シーンも、映画らしさを演出するために付け加えられたアクションである。
また映画ではビエルスキ兄弟を英雄視して描いているが、ポーランド人から略奪することで生き延びた山賊集団とみなされている歴史的な評価もあり、一概にビエルスキ兄弟の評価を語ることは出来ないようだ。
ただ映画としてはそこそこ良い出来であり、主演のダニエル・クレイグやリーヴ・シュレイバーをはじめとした迫真の演技と緊迫感溢れるストーリー展開は、良質なサスペンス映画として評価することが出来るだろう。それにしても終戦までの三年間も、あれだけの人数の人々が隠れおおせたのか不思議でたまらないのだが…。
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