スーサイド・スクワッド
★★★
製作:2016年 米国 上映時間:123分 監督:デヴィッド・エアー
製作総指揮がザック・スナイダーということで、『マン・オブ・スティール』と『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の世界観を引き継いでおり、スーパーマンもバットマンも死んでしまったあとの暗黒世界を描いているようだ。
今回は米国のDCコミックスに登場する悪役たちが大勢登場してチームを組み、人類を滅亡させようとする魔女と戦うのである。発想はなかなか面白いし、ジョーカーの恋人ハーレイ・クインがなかなか可愛いのだが、なにせストーリー構成がほとんど皆無に近いのだ。
ことに前半は悪役たちの紹介カタログに徹していて、かなり退屈感とストレスが溜まってしまった。たぶん今後のシリーズ化を狙っているのだと思うが、『X-MEN』のような超人は2名だけで、あとは普通の人間ばかりなのでチームを組むにはかなり無理があるし、中途半端な戦いになってしまった。
だから派手派手な超人は『X-MEN』に譲って、超・プロフェッショナルな普通の人間だけのチームにしたほうがすっきりしたはずだ。また敵も魔女ではなく人間の極悪人にしたほうが不自然さが残らなかっただろう。どうもザック・スナイダーさんは、人間のバットマンと超人のスーパーマンを戦わせた頃から、無理矢理ゴリ押し的な世界観に侵されてしまったようである。
下記のバナーをクリックするとこの記事の人気度を確認できます↓↓↓
↓ブログ村もついでにクリックお願いします(^^♪
| 固定リンク | 0
コメント