ヒメアノ~ル
★★★★
製作:2015年 日本 上映時間:99分 監督:吉田恵輔
原作は古谷実の同名マンガであり、タイトルの意味は強者の餌になる弱者ということらしい。前半は濱田岳が演じる清掃のバイトをしている岡田と先輩の安藤が、ヒロインのユカを巡ってコミカルな掛け合いをしているシーンが続く。
これはこれで面白くて、そのままの調子でラストまで続いても良いくらいだったのだか、後半になって急に予期せぬ展開が待っていた。コメディーからラブロマンスを経由して、いきなりサスペンスいやスプラッターホラーに転換してしまうのである。
ただ単純な殺人映画でもないのだ。その根底にあるテーマは『いじめ』であり『ストーカー』であり『精神異常者』なのかもしれない。本来は重くて暗いテーマなのだが、それほど嫌悪感を抱かずに最後まで観ることが出来たのは奇跡的である。
それはたぶん原作や脚本の出来が良かったのと、濱田岳のお人好しキャラのお蔭ではないだろうか。それにしても、警察がだらしなさ過ぎるのと、殺人犯の森田がまるでターミネーターのように不死身で強いのには、正直かなりムカついてしまったな。
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コメント
パピママさんへ
こちらこそいつもお世話になっています。
年々パワーアップしているパピママさんのブログにはいつも感心しています。
今年もよろしくお願いいたします。
投稿: ケント | 2017年1月 9日 (月) 11時24分
明けましておめでとうございます。
昨年はありがとうございました。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
投稿: パピのママ | 2017年1月 2日 (月) 18時47分