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2016年12月の記事

2016年12月29日 (木)

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

★★★★

製作:2016年 米国 上映時間:113分 監督:ジェームズ・ボビン

 2010年に製作された『アリス・イン・ワンダーランド』の続編である。監督がティム・バートンからジェームズ・ボビンに変わったが、主なキャストはジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイと、全く変わらない。ただ前作では20歳だったアリス役のミア・ワシコウスカが、完全に大人の女性に成長してしまったことにだけ違和感を覚えた。

 前作はルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をアレンジしたようなストーリー展開と、超美麗でファンタステックな映像に驚かされたものである。だが本作はさらに脚本が練り込まれたようで、超美麗な映像のままストーリーにも深みを感じた。またVFXも格段に進化し、まるで『ハリーポッター』を観ているような感があった。

 前作は映画館で観て、本作はDVDで観たのだが、本作も映画館で観ればもっと素晴らしかったに違いない。またストーリーの核が『時間テーマ』であり、タイムマシンで過去に戻ったり、パラドックスと世界崩壊を描いているところが面白かった。そして「幸せと愛に溢れた」エンディングにも感動できた。ただ赤の女王の過去だけは、気の毒としか言いようがなかったね・・・。

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2016年12月25日 (日)

キッド

★★★★

製作:2000年 米国 上映時間:104分 監督:ジョン・タートルトーブ

 ブルース・ウィリス演じるところの主人公ラスは、イメージ・コンサルタントである。彼は著名人にイメージ・アップのためのアドバイスをして、かなり裕福な生活を送っている。
 だが金儲けに走り過ぎる彼は、余り人に好かれない。ただ同僚のエミリーには少しだけ好感されているが、恋人とまではゆかない微妙な関係だ。

 そんな彼の元に、ある日奇妙な少年が現れる。その少年の名もラスで、何となくどこかで見たような顔つきなのである。いろいろ話してみると、なんと少年は30年前のラス本人であることが分かる。
 少年はラスに向かって「将来の自分が、望んだ職業にもつけず、結婚もせず、犬も飼わないとは最悪だ」と言う。どのような方法で、何の目的でラス少年が現れたのかは不明である。また常に大空からラスを監視しているような小型飛行機の存在も謎であった。

 少年時代に同級生からいじめを受け、母親の死も自分のせいのように罵った父親。それらの嫌な過去を全て忘れ、必死になって勉強して今日の富を築いたラスだったが、人間として何かかが足りない。
 そう夢や希望がないのだ。そのことを大人のラスが少年のラスに教えられるのである。ラストは感動の涙が止まらない。実にディズニーらしい映画なのかもしれない。心温まるハートフルな映画であった。

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2016年12月21日 (水)

海賊とよばれた男

★★★★

製作:2016年 日本 上映時間:145分 監督:山崎貴

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 原作は第10回本屋大賞を受賞した百田尚樹の同名小説である。時代背景は明治から昭和に亘る。数々の困難を乗り越え、石油事業に尽力したある男の生きざまを描いている。さらには我が国の石油産業の生業や、イランが親日となった理由などにも言及している経済小説とも言えるだろう。

 その男・国岡鐡造は、日本人としての誇りと部下との絆を大切にし、世界市場を牛耳るメジャーを相手に死力をつくして戦った。まさに男の中の男の物語なのだ。
 なんと主人公・国岡鐡造のモデルとなったのは、出光興産の創業者である出光佐三だと言われている。それを見事に演じたのは岡田准一であるが、一作品ごとに演技派として着実に成長している感があった。
 また回想の中でのチョイ役ではあったが、国岡鐡造の妻を演じた綾瀬はるかの存在感もなかなかである。そのほか、小林薫、國村隼、堤真一、光石研、吉岡秀隆などの個性派がしっかりと脇を固めていた。

 流石に『三丁目の夕日』を手掛けた山崎監督の創るVFXは、素晴らしいの一語に尽きる。これこそまさに邦画として、世界にも誇れる特撮映像だと言い切っても良いかもしれない。昭和時代の懐かしさが甦る美しい映像であるが、主人公の老け顔メーキャップもなかなか緻密であった。
 また約2時間半の長丁場ではあったが、飽きの来ないよく練り込まれた脚本だと感じた。今年の最後を飾るに相応しい映画だったと言えよう。

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2016年12月17日 (土)

時間離脱者

★★★☆

製作:2016年 韓国 上映時間:107分 監督:クァク・ジェヨン

 メガホンをとったのは『ラブストーリー』、『猟奇的な彼女』、『僕の彼女はサイボーグ』などで知られるクァク・ジェヨン監督であり、同監督としては2年振りの最新作である。ジャンル分けの難しい作品だが、大まかに括れば「ファンタジックスリラー」と言ったところであろうか。
 1983年1月1日と32年後の2015年1月1日の同時刻、同じ場所で同じように犯人から致命傷を受け、同じ病院に運ばれ、奇跡的に命を取り留めた二人の男性の物語である。

 過去の男は高校教師のジファンであり、未来の男のほうは刑事のゴヌであった。そしてその日から、ジファンは32年後のゴヌになった夢を見るのだが、ゴヌのほうも32年前のジファンになった夢を見るのである。
 こうして32年の時を隔てて、二人の話がパラレルに進行してゆくのだが、なんとさらに不思議なことに二人の彼女が全く瓜二つで、共に殺されてしまう運命なのであった。過去は回避できないものの、未来は何とかこの不幸な運命を回避しようと二人は協力することになるのだが、果たして運命を変えることが出来るのであろうか。

 実に練り込まれた複雑な脚本であり、出演者もチョ・ジョンソク、イム・スジョン、イ・ジヌクら韓国を代表する演技派俳優が集結している。ただ犯人が意外過ぎて因果関係に乏しく共感が得られないことと、まるでジェイソンやターミネーターのように不死身でしつこいところがかなり興ざめであった。このあたりの詰めが今一つ雑だったことが非常に残念であり、もったいないと思ったのは私だけであろうか。

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2016年12月13日 (火)

南九州への旅

 実は今年の4月に南九州ツアー旅行を申し込んでいたのだが、例の熊本大地震が勃発したため、直前になってキャンセルしてしまった。その後しばらくツアー旅行は控えていたのだが、やはり南九州へ思いが覚めなかったのか、再度南九州ツアーを申し込んでしまった。

 今回の特徴は二泊三日であるが、非常にゆったりとした日程であることである。まず羽田空港の出発が12時であり、1泊目・2泊目のホテル到着が午後4時頃で翌朝の出発も午前9時30分という破格のゆったり度合なのだ。
 いまだかつてこれほどゆったりとしたツアーに参加したことがない。年を取るに従い、こうしたゆったり加減は非常にありがたい。ところがなぜかこうしたゆったりツアーはほとんど企画されていないのである。

 一体なぜであろうか、見学先をひとつやめるだけだし、費用も手間も減少して旅行会社にとってもメリットがあると思うのだが・・・。それに団塊の世代が仕事を辞めてツアーに参加する割合が増えているのだから、ゆったりツアーのほうが人気を得られるはずである。少なくとも平日だけに実行するツアー位は、もっとこうしたゆったりツアーを組んでもらいたい。

 さて前置きが長くなってしまったが、ゆったりツアーだからと言って、決して見学先が少なかった訳ではない。そこそこ充実していたし、見学先の選択も良かったため、記憶に残る満足できる旅であった。

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 初日は宮崎空港からバスで『青島』へ向かい「鬼の洗濯板」を横目に眺めながら青島神社まで自由散策をした。「鬼の洗濯板」とは、青島をとりまく波状岩のことで、中新世後期(約700万年前位)に、海中で出来た水成岩(固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が隆起し、長い間に波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なったものである。昔別のツアーでこの近くを、バスの中から眺めたことはあるのだが、実際に「鬼の洗濯板」の上を歩いたのは生まれて初めてである。実に壮観で摩訶不思議な雰囲気を味わうことが出来た。

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 一泊目は宮崎市の東岸に位置する超高層Sランクホテルの『シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート』である。なにしろ敷地も広いが部屋も50㎡以上のゆったりスペースで、ちょっとした大名気分を味わうことが出来た。また食事のビュッフェも、ある程度満足できるレベルである。
 さらにホテルの敷地内に併設されている「月読」という大浴場も、なかなか良い雰囲気を醸し出しているのだが、なにせ延々と続く渡り廊下の距離が長いのには辟易してしまった。従って部屋に備え付けの薄いスリッパで行くと、足裏が痛くなってしまうので、必ず自分の靴を履いて出かけたほうがよい。(風呂場の入口に鍵付きの靴ロッカー有り)

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 二日目は『綾の照葉大吊橋』という宮崎県東諸県郡綾町の本庄川に架かる吊り橋を訪れた。この吊り橋は、長さ250.0m、高さ142.0mの歩行者専用の鋼製の長経間2ヒンジ補剛吊り橋であり、その高さは歩行者専用の吊り橋としては日本で2番目だという。
 またこの吊り橋は、1984年3月28日に観光用として架橋されたが、2010年10月より老朽化のため、総事業費約3億2000万円をかけて架け替え工事に着工し、1年後に開通している。
 私は高い所と揺れるものは余り好きではないため、途中で戻ってきたが、数年前に訪れた十津川に架かる『谷瀬の吊り橋』ほどは大揺れしなかったので助かった。

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 さてこのあと、「黒霧島」などのブランド焼酎を製造する霧島酒造で工場見学した後、敷地向かいにあるファクトリーガーデカンにてランチを食べた。なおこの場所で焼酎を造っているわけは、薩摩芋が採れるということに加えて、都城盆地の地下岩盤の割れ目から噴き出す清らかな天然水「霧島裂罅水」があるからだと言われている。

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 膨れた腹をこなすためでもないが、お次の見学は庄内川上流に位置し、幅40m、高さ18mにも及ぶ大滝である『関之尾の滝』だ。ここにも吊り橋が架かっているが、そこから観る滝の全容は圧巻でまさにミニナイヤガラといった迫力を感じた。
 さらに滝沿いの小路を登って滝の上流に辿り着くと、そこは世界有数の甌穴(小石や水流で川床の岩盤が削られたもの)があり、国の天然記念物に指定されているという。長い歳月をかけてできた大小さまざまな深い窪み(甌穴)が、溶結凝灰岩の河床に刻み込まれている風景は、まさに雄大な大自然の美しさを誇っているかのようであった。

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 この日の観光はここでお終いで、観光バスは早めに霧島温泉にある『霧島国際ホテル』へと向かった。このホテルは少し古い建物で、Aクラスという触れ込みは少し甘過ぎる気がした。ただ前日泊まったシェラトンと比較してしまっては、余りにも酷かもしれない。しかし温泉だけはシェラトンよりずっと素晴らしいとだけ言っておこうか。それほど昔ながらの大ローマ風呂は圧巻である。

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 さあいよいよ最終日。三日間なんてまるで風の如く過ぎ去ってしまったようだ。この日は3日間の中では一番見学先が多い。
 まずはホテルの近くにある『霧島神宮』を参拝。ここは高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社で、大鳥居と境内に湧出している温泉がなかなか印象的である。またかの坂本龍馬が妻・おりょうと新婚旅行中にここへお参りに行って1泊していると言う。

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 さて九州と言えば黒豚と黒酢。その黒酢で有名なのが霧島市福山町だ。この町でも大手黒酢製造業者が『黒酢本舗 桷志田』である。そもそも黒酢とは、麹と硬度30度の軟水をかめ壷に仕込み、1年かけて発酵させ、その後3年間熟成させたお酢なのだ。
 それで町のあちらこちらに「かめ壷」が目立っていたが、この『黒酢本舗 桷志田』の敷地には唸るほどの「かめ壷」が並んでいるではないか。そうこうしているうちに早速ランチの時間である。なんと『黒酢本舗 桷志田』にある黒酢レストランでの黒酢料理が思いのほか美味であったのが忘れられない。

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 腹も膨れて、ついに本ツアーのメインエベント、いよいよ桜島観光である。まず『桜島・有村溶岩展望所から、迫力満点の桜島の景色を眺めて満悦する。さらに桜島港からバスごとフェリーに乗って鹿児島港に向かうのだが、船の上から望む桜島もなかなか趣があった。

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 そしてバスは鹿児島駅前から西郷隆盛像や鹿児島城址を経て、かつて島津光久の別邸であった『仙巌園』へとたどり着く。ここは桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色と広大な庭園が特徴で、1958年(昭和33年)に国の名勝に指定されている。
 また幕末には第28代当主島津斉彬がこの敷地の一部を使ってヨーロッパ式製鉄所やガラス工場を建設するなどの近代化事業を起こしている。さらに1857年(安政4年)には、園内の石灯籠にガス管をつないで点火させ灯火として用いたことから、日本のガス灯発祥におけるルーツの一つとしても挙げられている。
 かなり広い敷地であるが、一時間程度かけてゆっくりと紅葉の中を散策できたことが嬉しい。なおここは2015年7月5日、「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に決定されている。

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 さあそろそろ旅は最後のほうに近づき始めた。今度は『蒲生の大楠』である。これは、鹿児島県姶良市蒲生町上久徳の蒲生八幡神社境内にあるクスノキの巨木であり、国の特別天然記念物に指定されている。
 なんと高さ約30メートル、幹周は24.2メートルで、根回り33.5メートル、幹の中には広さ約13平方メートルの空洞があり、樹齢は約1500年と推定されているのだ。とにかくびっくりするほど大きい、それにしてもこの神社にある木々はみな巨木である。

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 バスは帰路の鹿児島空港へと向かう。これで終わりかと思ったら、もうひとつあった。鹿児島空港近くにある『こうじ蔵GEN』である。こうじ工場見学なのかと思ったら、ほとんどお土産やといった感があった。どうでも良い場所のような気がしたが、鹿児島空港での出発時刻が20時30分と遅いので、時間潰しのような存在なのかもしれない。ここを出るときには、あたりはもう真っ暗闇に変貌していた。
 まあそれはそれとして、鹿児島空港で鹿児島ラーメンをすすり、定刻通り無事帰路に就くことになった。さよなら南九州、さよなら鹿児島、お疲れ様でした。

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2016年12月 9日 (金)

ザ・ドア 交差する世界

★★★☆

製作:2009年 ドイツ 上映時間:101分 監督:アノ・サオル

 近所に住む女と不倫をしているときに、娘を事故で亡くしてしまい、妻にも離縁され全てを失ってしまう画家のダビット。その後の5年間は、自暴自棄の生活を続け自殺を計るが失敗に終わる。
 ところが失意のどん底に落ち込んだ彼は、不思議なトンネルを発見しその先にあるドアを開けると、なんとそこは5年前の世界であった。そしてそこで彼は、5年前の彼が不倫相手の女の家に向かう後姿を観てしまうのである。

 だがすぐに娘の悲鳴を聞き、娘を救出するためプールのある庭に向かうのだった。プールでは娘が溺れかけていたが、今回は間一髪プールに飛び込んで、娘を救出することが出来たのである。
 ダビットは、助けた娘を寝かしつけてリビングで探し物をしていると、そこに過去の彼が戻って来るのだった。そしてストーリーは、ファンタジーからヒチコック風のスリラーへと急展開してゆくのである。

 はじめは摩訶不思議でファンタスティックな展開だったのだが、過去の自分との遭遇からは一挙にミステリアスな展開に終始することになる。私的にはどちらかと言えばファンタスティックなほうが好きなのだが、最近の傾向としてはスリリングな展開のほうが好まれるのだろうか。
 ラストはハッピーでもバッドエンドでもなく皮肉ぽい締め括りで終わっている。どちらかと言えば、タイムトラベル系というよりは、ミステリーゾーン系といったストーリー展開であった。まあこれはこれで面白かったのだが、期待していたものとはやや異なる感があったことも否めない。

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2016年12月 2日 (金)

エイリアン vs プレデター

★★★☆

製作:2004年 米国 上映時間:100分 監督:ポール・W・S・アンダーソン

 とうとうこんな映画が創られてしまった。エイリアン、プレデターともに大ファンの私にはたまらない作品である。
 大昔なら『キングコング対ゴジラ、その後には『フレディー vs ジェイソン、最近では『バットマン vs スーパーマン』と、人気キャラ同士が対決する、格闘技ブームを反映したような映画は、必ずと言ってよい程話題になる。
 しかしバックボーンの異なる映画の主人公同士を戦わせるには、無理な設定が必要になり、お互いに持ち味を出せないまま中途半端な作品で終わってしまうのが世の習いである。

 この作品でも、かなり無理な設定を作りあげているので、ストーリー的には余り評価出来ない代物に仕上がってしまっている。ただこの映画を観に来ている人の大半は、ストーリーよりもあのドロドロしたエイリアンと、カニ顔で特殊な武器使いのプレデター観たさに、劇場まで足を運んでいることが救いである。
 そしてこの作品では、少なくともそれを裏切らないだけの、ハデなアクションと特撮の妙味だけは失われていなかった。また南極が舞台となっているため、あの名作『遊星からの物体X』を彷彿させる雰囲気が漂い、それに加えて『インディ・ジョーンズ風の迷宮がワクワク感を煽ってくれるのが嬉しい。

 また従来は薄暗い場所ばかりに出現し、はっきりとその悍ましい姿を見せなかったエイリアンのドロドロ造型をきちっと拝めたことも収穫であろうか。そして今回も人間の男どもは全て死亡し、またまた逞しい女性だけが生き残ると言うパターンであった。そして続編を示唆するようなラストシーンも気になるだろう。事実本作より3年後に、不評ながら続編『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』が製作されている。

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