大魔神逆襲
★★★☆
製作:1966年日本 上映時間:87分 監督:森一生
大魔神の第一作は青年時代に映画館で観て、その特撮クオリティーの高さに大感動したものだ。本作はシリーズの第三弾であるが、第二作も含めて三作全てが同じ年に製作されているのも驚きである。
相変わらず特撮のレベルはハイレベルで、50年も経ったいま観ても全く色褪せていない。ただ一作二作に比べると、ほとんど知らない俳優ばかりが登場する。子供四人が主役なのだが、話し言葉が現代語そのものであり、雰囲気や仕草も裕福そうでとても貧乏人の子供には見えないのだ。また子役達の演技力も学芸会並みでのめり込めない、とても現代だったら通用しないだろう。
さらにストーリーに全く工夫がなく、水戸黄門よろしく、ただ大魔神がギリギリ最後に悪人たちを退治するだけ、というパターンもいただけない。やはりついでに創った三作目と言われても言い訳できないだろう。それにしても、四人の少年たちのうちなぜ金太くんだけが死んでしまったのだろうか。余り必然性がないような気がするのだが…。可哀想だよね。
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