貞子vs伽椰子
★★☆
製作:2016年日本 上映時間:99分 監督:白石晃士
余りにもアホらしいタイトルなので絶対観ないぞ決めていたのだが、意外にもネットでの評価がそこそこ高かったので、時間潰しにこのお化け対決を観ることにした。平日の昼間だというのに、なぜか館内は若いカップルばかり。
女の子はお化け屋敷が好きなのだろうか。だがやはり怖いので彼と一緒に観ようという心境になるのか。
観る前からバカにしていた作品であったが、前半の古いビデオテープを観るシーンあたりまでは、予想に反してそれなりに面白かった。ところが妖怪ハンターもどきの霊媒師・経蔵が登場すると急に幼稚で陳腐な作品に急降下。
さらに貞子と伽椰子の戦いが始まると、これはもう猛獣同士のプロレスごっことしか言いようがなかった。また人が次々に死んでゆくのに警察が全く登場しないのも、まさに映画ではなくアトラクションという位置付けなのだろう。
それにあのラストの締め方はないだろう。あれではそれまで登場人物たちは、何のために一生懸命になって、いろいろ努力していたのか分からない。全く意味のないというか、報われないというか、話の展開がない終わり方である。やっぱりこのシリーズはもう駄目だね。でもなんとなくまた性懲りもなく続編が創られそうな気がするのは私だけであろうか。
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