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2016年6月 6日 (月)

里見八犬伝

★★★☆

製作:1983年日本 上映時間:136分 監督:深作欣二

 滝沢馬琴の大長編読本『南総里見八犬伝』を現代風にアレンジした鎌田敏夫の『新・里見八犬伝』を映画化した作品である。
 巨匠:深作欣二監督がメガホンをとり、ジャパンアクションクラブによる迫力ある戦い、音楽はロックで英語の主題歌、当時としては破格の特撮などなど。
従来の時代劇では考えられなかった斬新な構成を施した大型エンタメ映画に仕上がっている。それにしても同じ深作監督の『魔界転生』と本作は、雰囲気がそっくりだよね。

 また33年前の作品なので当然だが、出演者の薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、志穂美悦子などの若いこと。ことにひょろ長い真田広之の顔は、まるで別人28号だ。
 それから「エロい妖女」を演じさせたら夏木マリの右に出る者は皆無であろう。それほど妖怪女:玉梓を演じた彼女の存在感は凄まじかった。

 ただ悲しいかな、邦画としては破格の136分の長丁場とはいえ、所詮この作品を一本の映画にまとめるのはかなり無理があり過ぎる。またストーリーが強引かつ不自然で、八犬士の強さや得意技なども十分に披露できていない。
 従って本作のような大長編の群像ものは、NHK大河ドラマのような土壌で発表しない限り、十分な評価を得ることは難しいだろう。またアクション演技に拘り過ぎた結果なのか、通常の演技力に稚拙さを感じてしまったところも残念であった。

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